数多くのテントマットがありますが、テントマットの王様?に相応しいほど人気のあるDODの『ソトネノキワミ』は、名前通り極上の睡眠を手に入れることができます。
厚さ10cm、かつ、肌触りとクッション性もあるので口コミ4.6という高評価も頷けます。
コールマンのキャンパーインフレータマットハイピークと比較されがちですが、正直なところ寝心地は大きく変わりません!
ソトネノキワミは全部でS・M・Lの3サイズあり、我が家は4人家族ということもあり、今回はLサイズの実レビューとなっています。
ちなみに、Amazonで買った方が4,000円くらい安かったです。
書いてあること
まずはソトネノキワミの大きさを確認!
家族キャンプにてテントマットを検討している人にはドンピシャ!なのですが、大人+2歳児で添い寝したパターンは下記画像のようなイメージとなります。
ソトネノキワミのサイズを比較してみても、Lサイズがいかに大きいか分かるはず。
サイズ | 厚さ | 横幅 | 縦幅 | 重さ | 価格 |
---|---|---|---|---|---|
Sサイズ | 10cm | 80cm | 208cm | 4.6kg | 19,650円(税込) |
Mサイズ | 10cm | 115cm | 208cm | 6.3kg | 22,800円(税込) |
Lサイズ | 10cm | 138cm | 208cm | 7.5kg | 25,940円(税込) |
どのサイズでも縦幅は208cmで統一されているので、日本人であれば概ね体全体は収まることでしょう!
横幅が80cm・115cm・138cmとかなり差がありますが、ソロ用なら文句なしでSサイズとなります。
大は小を兼ねる(笑)子供2人いるので添い寝だったり寝返りを打っても気にならない横幅が欲しかったからという理由もあります。さらに言えば、我が家のテントはランドロックを使っていて、テントスペースのちょうど半分のサイズだったというのも後押しです。
結局は、好みとお手持ちのテント内のサイズと見比べながら吟味するしかありません!
Amazonで注文し、届いた段ボールサイズに衝撃
冒頭にある通り、ソトネノキワミのレビューはLサイズをベースとしています。
Amazonで注文し、届く段ボールのサイズは2歳児よりも遥かに大きかったです。
夫婦2人で『でけーーーー笑』という声が出ましたが、そりゃでかいよね。ダブルサイズだもん。
箱から出せばすぐにご対面ですが、まずは収納袋に入った状態を確認しましょう。
収納袋のジッパーを外すと、丸め込まれたソトネノキワミと念願のご対面です。
収納袋の、うさぎとアイコン?表記の裏表が可愛いです!(こういうちょっとしたところがファンになっちゃいますよね、DODの商品は。)
アタッチメントを外すと、シングルサイズに折りたたまれた状態を確認することができます。
この状態からダブルサイズに広げて空気を入れていきます。
ちなみに広げると枕が登場します!
マトリョーシカかよ!って突っこんではダメです(笑)
自動で膨らむ&収納袋で追加の空気入れで張りの調整が可能
(全てではありませんが)この手のダブルサイズのインフレーターマットは基本的に空気バルブを広げれば自動で空気が入る仕組みになっています。
インフレーターマットとはキャンプを中心としたアウトドア中の就寝時に、寝袋の下に敷くマットの1つです。クッション材が入っていて、基本的には空気を入れることで膨らみます。最近は、バルブと呼ばれる部分を開くことで自動的に空気が入るので手間が掛からず初心者向きといえるインナーマットです。
- 空気を「入れる」バルブ
- 空気を「抜く」バルブ
この2つがあるので注意しましょう!
バルブを広げたら10分後には、ふっくら膨らみます!
枕の高さの好みが人によって異なるように、テントマットの張りも人それぞれです。自動で空気が入った張りよりもう少し硬くしたい場合は、収納袋を活用して追加で空気を入れられます。収納袋が空気入れに早代わりするので、好みの張りまで広げることが可能です。
空気の張り方で身体の沈み込み加減が変わるので、キャンプで使用する前に自宅で何回か試し使いすることをオススメします!
逆止弁があるから空気抜きも自動でOK
インフレーターマットにありがちな「自動で空気が入る」だけじゃなく抜いた空気が勝手に逆流しない機能もソトネノキワミには備わっています。
しかし、ソトネノキワミぐらい大きくなると、空気を入れるのは自動でも最終的な空気抜きは手動。
※最初は自動で抜けますが、最後の最後では全身を使って抜く作業が発生します
イメージは圧縮袋を身体で潰しながら、丸めていく作業あるじゃないですか。あれと同じ容量です。
そうなんです、暑い日のテント内で行うテントマットの撤収作業は本当に辛い。(汗だくになっちゃうし)
ただ、そのめんどくさい作業を行わなくても空気抜きを簡単にしてくれるアイテムがあることをまず知って欲しい!
撤収作業するには自動エアーポンプを活用
いくら逆止弁があるから空気が逆流しないと言っても、身体を使って空気を抜くのはめちゃくちゃ辛い。
そこで、便利なアイテムが電動エアーポンプです。
この電動エアーポンプがあれば、空気入れだけじゃなく、空気抜きも5分も掛からずぺっちゃんこにすることができます♪
便利な電動エアーポンプは数多くありますが、ソトネノキワミの空気バルブにピッタリはまるアイテムがあります。
それがこいつです。
あるとないとでは天国と地獄くらい違うので、合わせて検討してみてください。
詳しい説明は、【神アイテム】テントマットの空気抜き!10cmのマットが5分でぺっちゃんこでも紹介しています。
洗えるシーツと枕がセットなのは地味に嬉しい
インフレーターマットとしては珍しい洗えるシーツがセットになっているので、汚れても洗濯機で洗うことができます。
枕カバーもシーツと同じく洗えるので、汗臭くなったら気軽に洗濯機で洗えるのがポイントです!
ただし、Lサイズであっても枕は1人分しかないことは念頭に入れておきましょう。
そして枕も空気で膨らませるタイプです。
2つのゴムバンドを外したら、丸められた枕を広げていきます。
ここに、テントマットに使用した電動エアーポンプを使えば3秒でふっくら枕の完成です♪もちろん、自然に待っていても空気は入りますよ!
膨らんだら枕カバーを被せて完了です!
電動エアーポンプが神すぎる!!!
メリットとデメリット
ソトネノキワミのメリットデメリットは、見た目通りハッキリしてます。
- 布団と同じ感覚で寝れる
- 洗えるシーツ・枕が付属している
- ゴツゴツした地面でもへっちゃら♪
- 自動で膨らむ
- 逆止弁で空気の逆流がない
- 空気抜きに時間がかかる
- 積載のスペースを取る(特にLサイズ)
- Lサイズでも枕は何故か1人分しかない
- 費用が高い
この辺りは、コールマンのキャンパーインフレーターマットハイピークと同じです。
暑さ10cmによるベッドさながらの寝心地の良さは、ゴツゴツした地面が多いキャンプ場では最高のコスパを発揮してくれます。
そこまで快適さが出てしまう一方で、車種によっては収納と積載が大変になります。
子供が4歳児・2歳児の家族キャンプ、かつ、腰痛持ちの夫婦なので「いっちょ買ってみようか!」と実行したんですね。
こんな人は、ぜひ毒味(先に経験したという意味で。笑)を参考にトライしていただいたほうが、睡眠の質がググっと高くなることを我々が保証します!
テントの中だと、どのサイズが合うか?の一覧表
テント内で使用する際は、下記組み合わせだとジャストフィットします。(DOD製品で比較)
テント | おすすめの組み合わせ | ソトネノキワミS | ソトネノキワミM | ソトネノキワミL |
---|---|---|---|---|
ワンポールテントS | S×2枚 | 2枚 | × | × |
ワンポールテントM | L×1枚 | 2枚 | 1枚 | × |
Lサイズ | L×2枚 | 3枚 | 2枚 | 2枚 |
ショウネンテント | S×1枚 | 1枚 | × | × |
ヤドカリテント | L×2枚 | 3枚 | 2枚 | 2枚 |
ライダースワンポールテント | S×1枚 | 1枚 | × | × |
カマボコテント 3S | M×1枚 | 2枚 | 2枚 | 1枚 |
カマボコテント 3M | L×2枚 | 3枚 | 2枚 | 2枚 |
カマボコテント 3L | M×2枚 + S1枚 | 4枚 | 3枚 | 2枚 |
カマボコテント ソロUL | L×1枚 | 1枚 | 1枚 | 1枚 |
カマボコテント ソロTC | L×1枚 | 1枚 | 1枚 | 1枚 |
ワンタッチテント | L×1枚 | 1枚 | 1枚 | 1枚 |
キノコテント | M×2枚 | 3枚 | 2枚 | 1枚 |
ザ・ワンタッチテント M | S×1枚 + M×1枚 | 2枚 | 2枚 | 1枚 |
ザ・ワンタッチテント L | L×2枚 | 3枚 | 2枚 | 2枚 |
ライダーズワンタッチテント | L×1枚 | 1枚 | 1枚 | 1枚 |
カンガルーテントS | L×1枚 | 1枚 | 1枚 | 1枚 |
カンガルーテントM | S×1枚 + M×1枚 | 2枚 | 1枚 | 1枚 |
ライダーズタンデムテント | S×1枚 + M×1枚 | 2枚 | 1枚 | 1枚 |
ライダーズスパイクインテント | × | × | × | × |
エイテント | M×1枚 + L×1枚 | 3枚 | 2枚 | 1枚 |
ザ・テントM | S×1枚 + M×1枚 | 2枚 | 1枚 | 1枚 |
ザ・テントL | L×2枚 | 3枚 | 2枚 | 2枚 |
チマキテント | S×2枚 | 2枚 | 1枚 | 1枚 |
タケノコテント | —- | 6枚 | 4枚 | 2枚 |
自分が持っているテントに合う組み合わせで、最高の寝心地を堪能してください!
まとめ
コールマンのキャンパーインフレータマットハイピークに追加して、DODのソトネノキワミも購入してみた感想は、『どっちでも良いから腰痛持ちの人は早くどっちか買って快適な睡眠を手に入れよう!!』です。
それほど厚さ10cmのふかふか感は他のテントマットでは実現できない極上の睡眠を得ることができるからです!!
買って損はありません。
キャンプの睡眠に悩まれている人は、是非検討してみてください。