困りますよね、家族キャンプのテント選び。
独身だった時は、ソロキャン用を買っておけばよかったけど家族で行くとなると、どうしても大きめのテントを買わなくてはいけません。
ずばり、家族キャンプ用テントの選び方のポイントは3つあります。
- 居住スペース(2ルームテントがおすすめ)を選ぶ
- 遮光性が高いテントを選ぶ
- 室内を立って移動できるほどの天井高を選ぶ
順に追って説明していきますが、家族キャンプで苦戦・ああしておけばよかったな〜という自分なりの見解を、2023年のトレンド情報も合わせてご紹介します。
家族4人の初テントならこれ!100人が選んだ初心者におすすめBest5
書いてあること
【ポイント1】2ルームテント(居住スペース)を選ぶ
「最初は小さくても良いや〜」と思っていても、1人増えるだけで荷物や寛ぎスペースがなくなっていきます。
そのため、家族キャンプ用のテントとして推奨するのは2ルームテントです。
- スペースが広い
- メッシュ付きが多く虫をシャットアウト
- プライベート感の確保
- 雨避け部分が多い
- ポール(支柱)が多く比較的頑丈
選ぶテント次第ですが上記5点が主な特徴です。
【2021】パパママ必見!コスパ重視の「売れ筋テント11選」でまとめているように、家族に人気のあるテントの大半が2ルームテントです。
特徴1:スペースが広い
単純にドーム型テントやワンポールテントと比べると、前室(リビング)と寝室(インナーテント)が分かれているので、「テーブル」「椅子」「就寝道具」をそれぞれテント内に配置できる量が多くなります。
あれはココ、これはココ、とまるで普段住んでいる家のように物を配置できるので利便性が格段に良くなります。
特徴2:メッシュ付きが多く虫をシャットアウト
人も動物もウキウキなる春シーズンから心地よい天候の秋シーズまでは、キャンプ人口が増える時期です。
もちろん、例外なく虫も同じく活発になります。
2ルームテントの多くは、両サイドの出入り口がメッシュになっていることもあるので、光によって虫が集まりすい夜には重宝します。
もちろん開放的な空間が欲しければ、メッシュを畳めば外の景色もテント内から眺めることができるので、バッチリ!
特徴3:プライベート感の確保
日中は開放的なキャンプも夜になれば自ずとテントの中で過ごすことも多いので、周囲から目を遮りたい時にも2ルームテントの前室が役に立ちます。
前室があることで小さな部屋のような空間を生み出すことができます♪
また、冬キャンプはヒーターやストーブが必須となりますが、プライベート空間を作り出すことでテント内も温まりやすいのがウリですね。
前室でまったり暖を囲いながらコーヒーをすする瞬間は、最高のひとときです。
特徴4:雨避け部分が多い
空間が広いこともあって、雨除けできる場所も多く、室内への直接的な横殴りの雨の進入を防ぐことができます。
誰も悪天候なんて望んでいませんが、万が一の時に雨除けスペースがあるのはありがたいことなのです!
特徴5:ポール(支柱)が多く比較的頑丈
最後は、テント設営時にポール(支柱)が多めなので強風や暴風雨に(比較的)強いということです。
ただ、2ルームテントの多くは耐久性や耐水性のテストをクリアしてから販売されている物がほとんどです。
特に機能面で信頼のあるスノーピーク性のテントは、頑丈なので人気があります。
このように雪がしんしんと積もっても、雪が浸透することもなければテントが崩れることもありません!
【ポイント2】遮光性が高いテントを選ぶ
家族キャンプ用のテントを選ぶ際に、注目したいのが「遮光性」です。
「遮光性が高いテントを選ぶ」とは、文字通り「光を遮り直射日光になりにくく、テント内が太陽光で暑くならないテントを選びましょう」ということです。
キャンプシーズンでもある春〜秋は、近年の地球温暖化による高気温をモロの影響を受けるシーズンです。
「うわ〜暑くて身体が参っちゃうよ〜〜〜・・・」とテントに逃げ込んでも、
な〜んてこと避けたいですよね?
でも楽しいキャンプは過ごしたい!ということで、遮光性の高いテントがトレンドとなっていて、この流れは2022年のまま2023年も続くだろうと予測されています。
遮光性と合わせて確認したいのは「耐水性」で、こちらも文字通り「水の浸透を防ぐ力」があるテントに注目しましょう。
2,000mm以下だと突然の大雨が降った時に雨漏れする可能性が高くなるので注意しましょう!
【ポイント3】室内を立って移動できるほどの天井高を選ぶ
遮光性や耐水性は注目されるのに、意外?に気にする人がいない天井高。
日本人の平均身長である173cmよりも腕一本分伸ばした天井高だとストレスなく過ごすことができます。
もちろん天井高が高くなればなるほど設営は大変になりますし、テントの価格も上がってしまいますが快適さは抜群に違います。
あと天井高が高いことは腰痛持ちにとっても大変楽な環境へと様変わりします♪
設営時はみんなで分担すれば何とかなりますが、物を探したりテント内を移動する時に腰をかがめっ放しは辛くありませんか?
もちろん腰痛持ちでなければ、多少テント内の天井高が低くても問題ないでしょうが、ずっと同じテントを使い続けるのであれば少しでも天井高が高い2ルームテントを推奨します!!!
家族用キャンプにおすすめの2ルームテント
さて、家族キャンプ用のテントを選ぶ3つのポイントを押さえたところで、それらを網羅したおすすめの2ルームテントを3つ紹介します。
ちなみに、家族4人での初テントを選ぶ際の先輩キャンパーからのアドバイスもあるので参考にしてください。
【コールマン】タフスクリーン2ルームハウス/MDX+
多くの人が家族キャンプ用テントとして選んでいるのが、コールマンから出ているタフスクリーン2ルームハウス/MDX+。
ダークルームシリーズとして発売されているこのテントは、名前の通りテントは遮光性が高く睡眠の質を上げるために室内が真っ暗なのです。
ダークルームの名の通り、テント内は本当に真っ暗になります(笑)
【スノーピーク】エルフィールド
スノーピークから出ているエルフィールドは、なんと天井の高さは210cmもあり大人が余裕で立てるほど!
実際に身長170cmの私がエルフィールド内外を出入りした時は、下記のような状況でした。
- リビングではまず頭がつくことはない
- 入り口だけは、少しだけ頭をかする
- インナーテント内の一部分では、半分は頭がつくかな〜程度
文句なしの居住空間で、スノーピーク製品の中でもコスパに優れている初心者家族キャパーにおすすめ。
また、スノーピーク製品は保証書がついておらず全品永久保証の対象となります。
これは、スノーピークが全商品に自信を持っていることと、全ての商品に責任を持ちたいという背景があります。
価格は他のメーカーと比べると割高なことが多いですが、壊れても無料(もしくは超低価格)で修正や交換をしてくれるのは初心者には有難いことです。
お買い上げいただいたプロダクツの機能が損なわれた場合、お手数ですが、スノーピークユーザーサービス係にご連絡をいただくか、ディーラーまでお持ちください。
製造上の欠陥が原因の場合は、無料で修理または交換させていただきます。
その他の場合には適正な価格で修理させていただきます。
【スノーピーク】ランドロック
スノーピーク製品の中でも「頑丈さ」「換気のしやすさ」「遮光性」「防寒」、どれをとっても最高峰と謳われるランドロック。
春夏秋冬と1年を通して様々な天候・気温に耐えられるよう設計されていることもあり、モデルチェンジこそあれど2009年3月の発売以来ずっと愛され続けられている大人気テントです。
2020年の売筋テントでも上位にランクインしています。
- 625cm(長さ)
- 401cm(横幅)
- 205cm(高さ)
どうですか、この圧倒的な居住空間は!!
インナーテントを外すと、これまた超巨大なタープへと変身します。
これなら家族キャンプだけでなく友人とのキャンプもへっちゃらです。
さらに耐久性・遮光性も優れており、まさに至高のテントにふさわしいでしょう!
その他、【2023】パパママ必見!コスパ重視の「売れ筋テント11選」は別で紹介しています。
まとめ
家族用キャンプのテントとして選ぶべきポイントを3つ紹介してきました。
家族キャンプとなれば、テント全体の広さや快適さを求めて2ルームテントを推奨しています。
もともとドーム型テントでしたがちょっと手狭になってしまったので、2ルームテントにしてよかったと思っています。
ぜひ、家族と良い思い出を作れるテント選びにしてください!