手軽に庭やベランダでBBQを楽しみたい気持ちがあるけど、問題は近所迷惑になりがちな「煙」をどうするか?ですよね。
結論から言えば、庭BBQをする時に煙が出ないタイプのBBQコンロを使えば安心です!
庭BBQを実現してくれる、最強の味方が『ロータスグリル』です。
値段は張りますが、買うことで庭BBQの実現ができると思えばコスパは良かったですよ〜!
GWや5月、そして夏休みやシルバーウィークはキャンプや庭BBQが盛んな時期に、煙が出ない『ロータスグリル』を活用して楽しみましょう♪
ロータスグリルのスゴい点は煙が出ない仕組み
炭を活用する一般的なBBQコンロの場合は、炭から煙がモクモクと出てきますよね。
その理由は、肉の油や水分が炭に落ちて煙が出るからなんですね!
詳しい説明は、まず公式サイトの動画を見た方が早いので、このまま動画を見てみましょう!
どうです?
炭を装填する部分の上にはプレートがあり、網の下にはボウル型の受け入れがあるので、肉汁は炭が入ってるコンテナには落ちないというわけですね!
もちろん、プレート部分だけでなく網の部分でも焼くことができるので火力の強弱で配置場所を変えればOKです。
サイズは全部で4種類
- Sサイズ
- Rサイズ
- XLサイズ
- XXLサイズ
ソロならSサイズ、2~3人ならRサイズ、4人以上ならXLサイズがおすすめです。
—- | Sサイズ(G280) | Rサイズ(G340) | XLサイズ(G435) | XXLサイズ(G600) |
---|---|---|---|---|
直径(cm)上部/下部 | 29.2/22.0 | 35.0/26.0 | 43.5/35.0 | 60.0/48.8 |
高さ(cm) | 21.0 | 23.4 | 25.7 | 28.4 |
重量(kg) | 2.8 | 3.7 | 6.5 | 21.8 |
ちなみに、我が家は4人家族、しかも人を呼ぶことが多いこともあり、XLサイズを購入しました。
XXLサイズも検討しましたが、『ちょっと大きすぎる、かつ、失敗したら嫌だな・・・』という想いから無難なXLサイズを買いました!
専用ケース付き
もちろん専用ケース付きなので、保管・収納も安心です!
収納する際に、特に分解する必要はなく使用時と同じ状態で収納できます!
準備から着火・食材の投入までの流れ
開封してから着火までは、簡単なステップで完了します。着火までわずか3分くらいです。
開封の儀で中身を確認
箱から取り出して中身を確認します。
中身を確認したら、着火準備です。
電池(単三4本)もしくはUSBケーブルで電源をON
初回購入時に付いてくる電池をそのまま活用しました。
底にある蓋を開けて4本装着するだけです。子どもでもできます!
ドライバー不要で指だけでOKです。
コンテナに炭を入れる
付属している炭をコンテナ部分に入れます
炭が着火しやすいように細かい炭が入ってました。
プレート部分に着火剤を入れる
さて、ココで戸惑いがありました。
着火剤も初回に梱包されてるかと思いきや、入っておらず自前で着火剤を用意する必要があります。
しかも説明書には、ジェル上の着火剤を・・・と記載がありましたが手元になく、代用で固形の着火剤で対応することに!
結果としては問題なく使用できたのですが、バラバラな固形型の着火剤だと1つ1つに着火しないといけないので、ジェル状だと確かに楽だな・・・と思いました(笑)
次回からは、ジェル状の着火剤を用意したいと思います・・・。泣
炭に点火はボタンを回すだけ
さぁ、準備ができたらあとはいよいよ着火です!
他のWebサイトの情報を見ると、1〜3分で火が着くと目にしましたが実際はどうなのだろうか・・・。
・・・
・・・
・・・
おーーーーい!!!
煙出てるやんけーーーーーーー!!!!笑
※なお、炭の匂いはありません
蓋をしても何してもダメ。
手順間違ったのか?と焦りました。
ただ、その怪しかった煙も3分程度経つと収まりました。
どうやら、初回に関して炭の着火は煙が出てしまうようです。
そして後になって気が付きましたが、付属の炭では火力が足りません。
別の炭を購入しておいたほうが良いです!
おすすめは備長炭!
備長炭は、炭の中でも最高品質の高級品。燃焼時間が長く火力が強い点が特徴で、高温で食材の表面をパリッと焼き上げられるのでおすすめです!
初回の煙がなくなったらいざ肉を投入
無事?に初回の煙がなくなり、プレートや網が熱くなっているのを肌で感じたら、いよいよ肉の投下です。
画像では伝わりにくいですが、ジュー!!と音を立てて焼き始めることができました!
どんどん入れていきます。
真ん中のプレート部分が最も火力が高いので、食材によって置き場所を変える方法がベストです。(炭の真上なので、プレートが暑いのは当たり前。笑)
魚も問題なくいけるんですが、失敗したことがあります。
それは、真ん中のプレートが熱いので魚を画像のように横断させると外皮がくっついてしまいます。笑
さらに、しいたけのホイル焼きも問題なく調理できました!
このあたりは通常のBBQコンロと使い勝手は一緒ですね♪
洗い方も簡単&食洗機対応の網
洗い方は、超簡単!
網とインナーボールを水洗いするだけでOK!
焦げがついた網も焦げ落とし用のスポンジを使えば、めっちゃキレイになります♪
XLサイズにもなると、さすがに家庭用食洗機には入りませんでしたが、スポンジで十分キレイになります!
買う前に知っておきたいロータスグリルの5つのデメリット
さて、いいこと尽くしに見える無煙BBQコンロのロータスグリルですが、当然ながらデメリットもあります。
個人的に感じたロータスグリルのデメリットは下記5点。
- 煙が全く発生しないわけじゃない(煙が発生する条件が決まっている)
- 通常のBBQコンロと比較して火力が半分〜2/3程度
- 炭の交換タイミングが掴みにくい(判断しにくい)
- 網目が大きいので小さい食材はボウルの下へ落ちやすい
- 専用プレートがない
順に説明します。
煙が全く発生しないわけじゃない(煙が発生する条件が決まっている)
庭BBQをするのなら、無煙BBQコンロのロータスグリル!!と声高らかに言いたいですが、既出の通り煙がゼロになるわけではありません。
あくまで肉汁などが炭に落ちないから煙がでないだけで、炭に着火する際は煙が発生します。また、煙が出ないだけでBBQ特有の食材の匂いは当然発生します。
初回に関しては、「本当に大丈夫か・・・?」とヒヤヒヤしましたが、自宅内にも隣人宅にも匂いは届いてません。
隣人宅も「え?BBQするとは聞いてたけど、匂いまったくこなかったよ!?笑」と驚かれたぐらいです。
通常のBBQコンロと比較して火力が半分〜2/3程度
煙の発生を抑える力と引き換えに、通常使うBBQコンロと比べてロータスグリルは火力が1/2〜2/3程度になります。
コールマンのクールスパイダープロで翌日に体験しましたが、最高火力を求めるのならロータスグリルは不向き。
備長炭やオガ炭を使えば多少は火力が高まるので、煙を出さないで庭BBQを楽しむ代償と思いましょう!
炭の交換タイミングが掴みにくい(判断しにくい)
網の中にコンテナがあるので、炭の交換タイミングとやりにくさは否めません。
すぐ炭が燃え尽きちゃうタイプだと、頻繁に網を持ち上げてコンテナの蓋を開けて・・・という作業を繰り返さないといけないです。
正直、備長炭を使えば何てことはないのですが、炭追加の不便さは構造上否めません。
アウトドアに慣れている人であれば全く苦ではないですが、手軽にささっと♪を求めてしまうとロータスグリルは不向きです。
網目が大きいので小さい食材はボウルの下へ落ちやすい
網目が大きいので、細かい食材は網目からボウルの下へ落ちます!
真ん中のプレート部分におけば解決ですが、スペースが限られているので置き場所は悩みます。
次に紹介するように、非公式ですが専用プレートを使うと鉄板焼きみたいに対応することは可能です!(初回は、真ん中のプレート部分対応で余裕でした♪)
公式専用プレートの販売がない
焼きそば系をロータスグリルで調理しようとしても、専用の鉄板プレート類が存在していない点もデメリットの1つ。
雰囲気は多少損なわれますけど「アルミホイル型の簡易プレート」や、「非公式の専用プレート」を載せて解決できます♪
非公式の専用プレートもAmazonや楽天に売っていますが、真っ平なのでロータスグリル外に出ないように注意する必要があります(笑)
アルミホイル型の簡易プレートで解決する方法が最も楽だし経済的です。(でも、専用プレートはやはりカッコいい・・・・)
まとめ
庭BBQを楽しむなら、煙の出ないロータスグリル!と言っても過言ではありません!
正直、煙がでない点は半信半疑でしたが、焼いている最中は本当に煙がほぼ出ないので驚愕!
私が購入したXLサイズでなくても、レギュラー(R)サイズくらいあったほうが人数に対して持て余すことなく調理できると思います!