この記事にたどり着いたということはタープを少なくとも欲している人ということですよね。
タープは大きく分類すると5パターンあります。
※おすすめは、ヘキサかレクタです
タープには、『日陰を作る』という役割があります。
キャンプやバーベキューの時の天敵は何と言っても「日差し」です。
タープの種類にもよりますが、別の機能を持つこともできます。
- 『虫除け』対策
- 『プロジェクターの放映』用具
一緒に行く人や人数によってタープを選択しましょう。
書いてあること
ヘキサタープ(キャンプの定番)
ヘキサタープは六角形(=ヘキサゴン)の形をした1枚布のタープのことです。
- 春・夏・秋に対応
- 収納性が良い
- 設営が非常に楽
- キャンプの雰囲気が出る
- 値段がピンキリ
- 横殴りの雨に弱い
キャンプだけでなく川BBQなどで使用されていることも多いので一度くらいは目にしたことがあると思います。
タープの中では、一般的で初心者も熟練キャンパーもヘキサタープ を活用することが多いです。
初心者キャンプの季節に最適な春・夏・秋の利用に適しています。
1枚布と2本のメインポールでできているので、収納性と軽量性にも優れてる点もイチオシ♪
ただしヘキサタープのデメリットは、横のスペースががら空きなところ・・・
つまり、横殴りの雨や寒い時期には残念ながら機能しないので、天候が変わってきたらなるべく早めに撤収作業が必要となります。
レクタタープ(アレンジ自在)
レクタタープとは長方形(=レクタングル)の形をした1枚布のタープのことで、スクエアタープとも呼ばれます。
- アレンジ自在
- 日陰のスペースが広め
- 工夫次第でプロジェクター放映できる
- キャンプの雰囲気が出る
- 値段がピンキリ
- 横殴りの雨に弱い
- ポールが多い分、重いので運びにくい
レクタタープは、合計6本のポールで支えているので、高さをだすことが可能!
より開放感があって広々と使用することができるのが特徴。
そして、6本のポールと長方形の形を駆使してプロジェクターの放映場所にすることも可能です!
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レクタタープのデメリットとしては、ポールが多い分重量も重いので持ち運びに苦労する点です。
ヘキサタープと同様に、こちらも横のスペースががら空きなのです。
横殴りの雨や寒い時期にはほとんど機能しない点も注意してください。
スクリーンタープ(虫嫌いな人向け)
スクリーンタープは床のないテントのような形状で、横も布(メッシュ)で覆われているタープです。
- 虫除け対策には最適
- 春・夏・秋・冬に対応可能
- 雨・風に強め
- 秘密基地っぽい雰囲気出るので子供に人気
- 開放感がない
- 設営&撤収に時間がかかる
- ポールが多い分、重いので運びにくい
冬や雨の日には横側のシートを閉めたり、蒸し暑さや虫が気になる夏にはメッシュバージョンにして風通しを良くすることもできるます!
同じメーカーのテントなら連結可能なことも多いです。
テントと連結されたタープであれば、雨が降っていても自由に行き来できるので子供は大興奮してしまいます♪
一方、スクリーンタープのデメリットは、ヘキサタープ・レクタタープと比べて横も布で覆われている分、開放感に劣ることですね。
そのため、スクリーンタープをテントに繋げ虫除けスペースとして活用しながら、ヘキサタープやレクタタープをサブとして同時に使う人も多いです。
また、慣れるまでは設営・撤収に時間がかかってしまうので時間に余裕を持って準備をしましょう!
ワンタッチタープ(軽量派)
折りたたみ式になっていて、ワンタッチで設営ができてしまうワンタッチタープ。
- 設営の手軽さは、最高クラス
- 軽いので持ち運びも楽
- 骨組みが柔いので風に弱い
- 温度調節がしにくい
海や川で良くみるパラシュートみたいに設営できるタープです。
何より特筆すべきなのは、文字通りワンタッチで広げるだけで完成しちゃう手軽さ!
ただし骨組みは柔いので風に弱いです。
そして温度調節もうまくできないので、本当の日よけ程度にしかなりません。
自立式タープ(手軽派)
ペグ打ちしなくても、足がしっかりいているので自立するのが自立式タープ。
- 初心者でも設営しやすい
- 側面にオプションで布つけられる
- 体育祭とかで良くみるタイプ
- 雰囲気が出ない
小中学校の運動会や学園祭で良くみるパターンのタープですね。
何より特筆すべきなのは、大人2人いれば5分程度で設営が完了してしまうほど簡単なので人気があります。
また、自立式(地面に固定しなくても形ができるタイプ)なので、難しいコツもなく初心者には本当にオススメです。
風や横殴りの雨が気になる場合は、別売りか初期装備のサイドシートを用いましょう!
遮光率と耐圧性で価格を決めよう
さて、タープの種類が分かった次に知っておくべきことがあります。
それは、『遮光率』と『耐圧性』!
- 光を遮って暗く・涼しくするための基準値
- 目安は80%以上が良い(涼しくしたい場合)
- 生地に染み込む水の力を抑える基準値
- 目安は2,000mm以上が良い(雨漏れを気にする場合)
『遮光率』と『耐圧性』が低いとその分値段がググっと下がってお得になりますが、暑い日差しや豪雨となった場合、使い物になりません。(場合によっては1度キリということも・・・・)
楽天やAmazonでは値段が安い(時にはびっくりするくらいの)価格で購入することができます。
布の弱さや遮光率・耐圧性も弱いとムダ金になるので注意しましょう。
その場しのぎであればそれでも構いません!
ただ、個人的な体験からすると『遮光率』と『耐圧性』をよく考えて購入しましょう。
日陰の温度を気にするなら、ウェザーマスターヘキサタープII
その中でオススメなのがコールマンの 「 ウェザーマスターヘキサタープII 」 です。
他のタープでも日よけにはなりますが、ウェザーマスターヘキサタープIIは「何これ!超涼しい!」っていう感想でした。
一緒にいった友人8人も、同じ感想でした♪
何この涼しさ・・・
その言葉と雰囲気を動画&録音しておけば良かったと後悔してますが、本当に体感温度は違います。
せっかく買うんだったら、良いものを長く使ってコスパを良くしましょう!
利用人数に適した大きさの目安
遮光率と耐圧性が分かったら、あとは利用人数に適したタープ大きさを決めましょう!
タープの広さ目安表(cm) | ||||
---|---|---|---|---|
種類 | 1~2人 | 3~4人 | 5~6人 | 7人~ |
ヘキサ | 400✕300 | 450✕350 | 500✕400 | 550✕450 | レクタ | 300✕200 | 400✕300 | 450✕400 | 500✕400 | スクリーン | 250✕250 | 300✕300 | 400✕400 | 500✕500 | 自立式 | 300✕200 | 400✕300 | 450✕400 | 500✕400 |
大きいサイズになればなるほど、価格は高くなります。
利用する人数に合わせて大きさを決めましょう!
- ソロ・カップルキャンプであれば、1~2人サイズ
- ファミリーであれば3〜4人、5~6人サイズ
- 大勢であれば7人~サイズ
5~6人サイズまでを選んでおけば、ソロ・カップル・ファミリーまでカバーできちゃいます!
もしソロ・カップルでの利用であっても涼める場所が増えるので、コットを置いて涼んだりもできます。
余裕ができるスペースがあれば有効活用できるので、5~6人サイズがあれば大抵の人数に対応できますよ!
『その他のキャンプ道具もまとめてみる』という人は下記の記事もどうぞ!
まとめ
初心者の方はテントばかりに目をいきがちですが、日中の日よけや虫対策にもタープは使えるんです!
あなた好みのタープを入手して、快適なキャンプにしましょう♪
自立式以外のタープを選んだ場合はロープの結び方を覚えないといけません。
ロープの結び方なんて分からないよ!という人は下の記事を参考にしてください!
タープの貼り方で参考になるのは下記サイト!
可愛らしいイラストと共に分かりやすく書かれています。