DIYで仕上げた木材をニス塗りする場合は、何を選んでどうやって仕上げれば良いか分からない人も多いでしょう。
なにせ私もキャンプ用のテーブルをDIYする前までは、本格的にニス塗りなんてしたことのない30代のパパでしたから!
ただ切って組み合わせた木材でもニス塗りをすると・・・
初心者でも、このようにキレイに仕上げることができます。
ちなみにニス塗りだけでは完成しなく、表面はザラザラしています。
(私の場合は、仕事もしていた平日にやったので2晩かかりました。)
書いてあること
使う商品は、「高耐久2液ウレタンニス」
パッケージはガッツリ室内向けのように見えますが、室外でもガンガン使えます。
しかも塗り重ねれば、どんどんテカテカになって本物の木材商品のように大変身します。
まぁ室内用で何かDIYをする場合でも、活用できるので知っておいて損はないはず。
開封してニス塗り前に中身と使用方法を事前に確認すべし
と意気込むのはちょっと待ってください!
「高耐久2液ウレタンニス」も一同じで、主剤と硬化剤を混ぜ合わせる必要があります。
まずは中身を確認しましょう。
- 主剤 1個
- シェーカー 1個
- 硬化剤 2本
- ろ過フィルター 2枚
このろ過フィルターが2枚あるのは、重ね塗りするために必要だからです!
さらに、使用する前は換気が良い場所で行ってください。
主剤と硬化剤を混ぜる
まずは、ニス液を完成させるために、主剤と硬化剤を混ぜ合わせましょう!
主剤に注意書きが書かれているので確認します。
必ず主剤5:硬化剤1の比率(主剤容器の半分に硬化剤1本分)で混合し、混合後は3時間以内に使用してください。
つまり、「使う主剤の量に対して混ぜ合わせる硬化剤の量は1/5にしてくださいね」ということです。
分かってる人は、主剤の側面に目盛がついているので計算しながら使いましょう。
それでもかなりザックリとした目盛り配分なので、一律で半分シェーカーに入れちゃえば問題ないと私は思っています。
ちなみに、主剤の匂いがけっこうキツいので鼻が敏感な人は、マスクをしたほうが良いです。
主剤をシェーカーに入れた後に、硬化剤を投入
シェーカーに主剤を入れたら、ろ過フィルターを上において硬化剤を投入します。
この小さな硬化剤と主剤を混ぜ合わせます。
画像のように、シェーカーの上に三角形の形をしたろ過フィルターを置いて、その上から硬化剤を投入しましょう!
主剤を半分シェーカーに入れた場合は、一本分そのまま投入!
シェーカーを振って混ぜよう
ただ単純に、シェーカー内に主剤と硬化剤を投入しただけでは混ざりません。
振った後に、大きめの泡が出来ていることを確認したら蓋を閉めた状態で30分程度放置します。
ちゃんと時間をあけると、下画像のように泡が消えているはず!!
こうなったら、お待ちかねの塗り塗りタイムの始まりです♪
ムラが出ないように、一気に塗りましょう
さて、ニス液が完成したら塗りたい木材に一気に塗っていきましょう。
最初に言っておきますが、ニス塗り対象の木材の面が広めの場合は、ハケで塗ると時間効率が悪いです。
そのため、一気に、しかも楽に、ニス塗りする幅広コテを活用することをおすすめします。
使用前ですが、これだけでもハケとの違いが大きく分かるはずです!
私の場合は、下画像のような黒い容器に、先ほど混ぜたニス液を流し込んで使いました!
コテのスポンジ部分にニス液が染み込んだら、一気に塗っていきます。
コテを使ったニス塗りは初めてだったんですが、
と感動しました。なにせハケの時は、塗るたびにムラが生じていたので・・・。
あとはどんどんニス塗りをしていく木材を仕上げていきます♪
全て塗り終えたらこんな感じ(下画像)になりました!
あとは完全に乾くまでは、換気の良い場所で乾かしましょう。
完全に乾いても完成ではありません。
冒頭でも説明したように、ツルツルの肌触りが最高の状態にするためには、紙やすりで表面を仕上げる必要があります。
紙やすりでザラザラの表面をツルッツルに仕上げる
ニス塗りした木材の表面は、残念ながらえ?失敗?と思うほどザラザラしています。
でも、安心してください。それは当たり前の状態なので!
そこから、自分好みのツルッツルの肌触りにするためのは紙やすりで表面を削っていくことが求められます!
個人的には、やすりがけは得意な部類で、小学校では「やすりがけの名人」とまで祟られたほどのスキルと自信があります。(ふふふ)
ニス塗りを初めて行う人は、紙やすりにはいくつか種類があることを知らないと思いますので、まず用意して欲しいのは「#400の紙やすり」です。
と思ったことでしょう。
紙やすりには、表面を削るレベルが用意されていて、「#●●●」のようにそのレベルがもともと用意されてるんですねーーー!!
数字が低いほど一気に粗い面が一気に削れますが、削れる量が多いので逆に削りすぎてしまう可能性もあります。逆に、数字が大きいほど超細密に仕上げることがでいますが、削れる量が少ないので表面が粗すぎる場合は不向きです。
ホームセンターでも単品で買えますが、出向くのが面倒くさいな、という人はネットで買っちゃいましょう。
絶対に用意して欲しいのは、#400と#1000(or #1200)です。
あとは、実際の木材の粗め次第ですが、概ね#400〜#1200までカバーできている紙やすりセットであれば問題ありません。
手元に届いたら、まずは#400で軽くやすりがけをして、「うん!こんなもんかな!」と自分で思う表面にまで仕上げてください。
複数回ニス塗りする場合は、ここで終わりにしてニス塗りを繰り返してください。つまり、「ニス塗り→#400でやすりがけ」を繰り返すということです。
もうニス塗りしなくて良いかな!と思ったら#1000もしくは#1200の紙やすりで、「うぉーーーーー!!!」と表面をさらに平になるよう仕上げたら本当に完成です。
DIYの醍醐味は、この完成した瞬間の心地よさじゃないでしょうか!!
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もし子どもがいる場合は手伝ってもらいましょう
もし図工系が好きな子どもがいる場合は、時短のために紙やすりを手伝ってもらうのも方法の一つです(笑)
我が子は、当時4歳(幼稚園年中さん)でしたがビックリするぐらいハマりました。
/
父ちゃん!みて!すっごいツルツル!!
\
ええ。
本当に助かりました(笑)
まとめ
ニス塗りをする時のおすすめの商品と流れでした。
今回、私の場合はキャンプ用のキッチンテーブルでしたが、室内外の様々なDIYに活用できる「高耐久2液ウレタンニス」はAmazonでも高評価です。
夏休み中に、子どもと一緒に作成しても良いですし趣味のDIYにも活用してみてはいかがでしょうか?