薪割りはキャンプの中でも、自然を感じるシーンの1つです。
斧で無理やり薪を割るか、ナイフで細かく削っていくかしかないと思っていませんか?
実は、非力な女性でも子どもでも簡単に薪割りが可能になるキャンプ道具があるんです。
腰痛持ちでも座りながら薪を割れるのはポイントが高めです。
通常の薪割りの1/10程度の力で薪割りが可能になるキンドリングクラッカーは、薪割りの助っ人として重宝できるアイテムになることでしょう♪
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キンドリングクラッカーは、子どもや女性でも薪割りが楽になる画期的アイテム
ずばり、薪を簡単に割ることができる道具。ニュージーランドの少女が、お母さんの薪割りを助けたいがために考えた発明品。子どもや女性であっても簡単に薪割りが可能。
発明のきっかけが、お母さん(女性)を助けるために作られたのだから本当に画期的です。
- 重たい斧を持ち運びしたり、振り上げるのが大変
- 割れた薪が飛び散るから危険
- 腰を痛める可能性がある
薪を割るには斧を使うことが主流でしたが、薪割り用の斧は手にずっしりと重さを感じる(平均2kg〜3kgくらい)レベルなので危険が付き物です。
力に自信がある男性ならともかく、女性や子どもにとっては大きな刃がついた斧は危険そのものです。
それを解消してくれるのがキンドリングクラッカーです。
刃物を振り下ろす斧(刃の部分)が最初から上向きにくっ付いている置物と言えば伝わりますかね?
こんな感じで薪をセットして、上からハンマーをコンコンと叩くだけで女性でも簡単&安全に薪を割ることができます♪
手がかじかむ冬キャンプでも楽になるから超便利。
バトニングとどう違う?
ブッシュクラフトで活用するバトニングとの大きな違いは、より大きな薪を割ることができる点です。
バトニングは予め細かく砕かれた細さの薪をさらに補足できるので、ちょっとした工作や小枝を作るには最適です。
しかしながら、大きな薪そのものを割るにはナイフが小さするので、とてもじゃないですが大きな薪に対してバトニングは不向きです。
ましてやキャンプ初心者が手袋や軍手をしたとしても、剥き出しのナイフが手を切らない保証はありません・・・。
キンドリングクラッカーを試してみた
「言うよりも慣れろ」ということで、キンドリングクラッカーを試してみました。
頑張れ、嫁!!笑
え、あっさり。
小ハンマーでも数回コンコン叩いたら簡単に薪割りができました(笑)
慣れれば、座りながらお坊さんが木魚を叩くように「ポクポク」とハンマーを叩けばOK♪
メリット・デメリット
キンドリングドラッカーがあれば薪割りが簡単になるのは良いことなんですが、物にはメリットデメリットがあることも体験しています。
- 薪割りが安全になる
- 力を入れなくても薪割りが可能
- 薪割りのスピードが早くなる
- 何と言っても、重い
- 車載のスペースを取る
- 薪割り以外に活用方法がない
メリットは散々説明したように、簡単&楽に薪割りが可能になります。
ただデメリットでは、キンドリングクラッカーは重いので扱いに注意したいキャンプ道具です。
キンドリングクラッカーは2つの大きさが用意されていて、大サイズの重量は9.6kgで、小サイズは4.8kgとなっています。
理由は簡単。
持ち運びを少しでも楽にしたいから。
大きなサイズのキンドリングクラッカーだと、より大きな薪を割ることができるんですが、購入する薪そのものが比較的すでに割られていることが多いことから小サイズでほぼ対応できちゃいます。
まとめ
キンドリングクラッカーの紹介でした。
ナイフで薪を割るのも良いですが、どうせなら木こりのように大きめの薪を、通常の1/10の力で簡単に薪割りをしてみてはいかがでしょうか?
薪を割ったらあとは、焚き火台でパチパチと燃やすだけです♪
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