キャンプ場に着いてからテントやタープを設営するのは良いけど、滞在中に移動が楽になる導線作りは心がけたいところですよね。
一軒家を建てる時も、導線を意識した設計図が必要なようにキャンプ場で設営する時も『導線を意識したサイト作り』が重要になってきます!
順序や設営を間違えると、
なんてことになってしまいます。
滞在中の「中心地」を決めて周りにどういった配置をしていくかがキャンプ滞在中のレイアウトで重要です。
書いてあること
キャンプ場でのレイアウト:焚き火を楽しみたい人向け
フリーサイトや区画サイトの空間が縦長だった場合に活かせる構図で、
最も基本的なレイアウトと言っても良いでしょう!
テント <=> タープ <=> キッチン周り関連
これが一直線になるように配置すると、移動が明確になります。
焚き火台の設置場所としてもタープの目の前となっているので、
焚き火を見つつ、食事やしっぽりとお酒を飲みながらでもOKです。
ただし、このレイアウトには夜に弱点があります。
それは、夜中にトイレに行きたくなってしまった時に発生します。
通路へ行くにはタープをくぐって行かなければならないので、テントを出てから余分な時間がかかってしまうんです。
その時間は15歩。
・・・たかが15歩くらいなのですが、ランタンを持って眠い目をこすりながら移動するのがイヤ!という人はレイアウトを反転してみても良いでしょう!
ちなみに反転すれば夜の足音を気にしないレイアウトにもなりますのでお好みでどうぞ♪
場所に限りがある場合や雨天時は、タープの中にキッチンテーブル類を入れましょう!
キャンプ場でのレイアウト:移動を少なくしたい人向け
日常生活における導線と比較的近しいレイアウトです。
正方形や長方形のような形になるので、
フリーサイトよりも区画サイトで活用が多いレイアウトとも言えます。
通路側よりもサイト奥側にテントを配置することで、夜の足音を気にしないで済みます。
このレイアウトの弱点は、焚き火台をどこに設置するのか?ということですね。
テントの前に焚き火台を設置しても良いのですが、火の粉が飛んで穴を空けてしまいそうなので候補からは外れます。
とすると、タープとキッチン周りの間かタープの横(図で言えばタープの左側)に設置する必要があります。
このあたりは、正直なところ好みの問題です。
ランタンと焚き火台をどこに設置するか?でも変わってきます。
個人的には、タープの横(図で言えばタープの左側)に焚き火台、テントの下・キッチン周りの横にランタンを設置すれば左右どちらからでも明かりが照らす形にしています。
場所に限りがある場合や雨天時は、タープの中にキッチンテーブル類を入れましょう!
キッチンのレイアウトも工夫すると滞在中が楽になる
キッチンのレイアウトも実は「I字型レイアウト」と「L字型レイアウト」と2種類あります。
キッチンテーブルには様々な種類がありますが、レイアウトは「I字型レイアウト」と「L字型レイアウト」で構成されることが多いです。
ランタンスタンドを持っていない人は、ランタンスタンドがセットになったキッチンテーブルもオススメです。
キッチンのレイアウト:I字型
I字型レイアウトとは、キッチン(グリルやコンロ)とテーブルを一直線になるように並列に配置するレイアウトのことです。
複数人でキャンプご飯を料理するときには、横一列となってお互い邪魔にならないため、非常に動きやすく作業もしやすいのが特徴です。
ポイントとしては、キッチン台やテーブルの高さを揃えると料理がしやすいです。
キッチンのレイアウト:L字型
L字型レイアウトとは、キッチンとテーブルが文字通り、L字型になるように垂直に配置するレイアウトです。
ソロキャンプやカップルでのキャンプといった少人数で料理をする場合に適していて、無駄な動きをしなくて済むことが最大のメリットです。
無駄な動きをしなくて良い移動を少なくしたい人向けの全体レイアウトと組み合わせると、相乗効果が生まれて非常に快適になります!
まとめ
初心者向けのキャンプ場でのレイアウト2パターンでした。
全体のバランスとキッチン周りとの導線を意識すると、滞在中は楽になります。
ぶっちゃけ、レイアウトにはルールはなくあくまでも例なので自分なりのサイト設営をしてキャンプを楽しみましょう♪