キャンプの睡眠の質を大きく変えるのが、寝袋。
特に朝晩が冷え込むGWや秋、そして真冬には寝袋が必須です!
基本的な形の違いや、快適使用温度と限界使用温度の違いも合わせて確認しましょう。
夜の睡眠を左右する寝袋の「失敗しない選び方」を知っておけば、素敵な夢を見れるかも??
寝袋だけだとクッション性がないので、合わせてテントマットも目を通しておきましょう。
5月〜7月上旬にオススメする寝袋4選
暖かい季節のキャンプはなるべく薄めの寝袋がおすすめ。
正直、自宅にある掛け布団を持参するだけでも過ごせます。
キャンプに持っていくには抵抗がある人が多いので、1,000円〜8,000円台で買えるラインナップを紹介します。
5月〜7月上旬までは比較的、暖かいシーズンなのでぶっちゃけ寝袋がなくても平気な時も多いです。
ただし、ゴールデンウィークでも標高が高いキャンプ場では、薄い夏用の寝袋だと寒すぎて寝れないということも・・・(はい、実体験です)
日中21度だったのに22時で6度とか本当にキツかったです。
【キャプテンスタッグ】フォルノ 800
夏のキャンプで使用。寝る時は掛け布団の様に使いましたが夜中寒くなって中に入りました。
なんと1,380円という破格の寝袋。
しかもアウトドア用品を展開しているキャプテンスタッグなので、一定の信頼はあります。
ちょっと羽織る程度の寝袋でも欲しい!という人には手頃な寝袋です。
【コールマン】 アドベンチャーススリーピングバッグ
引用:Amazonの口コミ
1人用としても、二つをつないで2人用のワイドな布団としても使うことができるため購入。キャンプの際、小学生低学年1人と、幼児1人の子ども2人で利用しています。みなさんおっしゃるとおり、肌触りはとても良いです。
【White Seek】 丸洗いのできる寝袋
引用:Amazonの口コミ
寝袋は子供たちが小学生の頃に購入したものを持っていますが、家族が増えた今災害用としても必要かと思い追加購入しました。
温かいです。丸洗いできるのもいいですね。
【ロゴス】 丸洗いやわらかシュラフ
引用:Amazonの口コミ
寝袋は子供たちが小学生の頃に購入したものを持っていますが、家族が増えた今災害用としても必要かと思い追加購入しました。
温かいです。丸洗いできるのもいいですね。
9月〜3月下旬にオススメする寝袋6選
9月~11月はキャンプシーズンど真ん中!
10月中旬あたりからは、標高が高い場所(富士五湖周辺など)は日中との差がヤバすぎて超寒かった思い出があります。
間違っても夏用のペラッペラの寝袋で行かないようにしましょう。
寒すぎて練れません・・・それどころか最悪の場合死に至ります。
【CAMDOOR】マミー型 口コミ4.56かつ完全保証の極暖寝袋
引用:楽天の口コミ
使ってみした10月上旬、快晴の夜にテント内気温8℃〜16;9℃で使用しました。シュラフに入り、ファスナーを閉めて程なくして肩まわり、上半身、下半身と暖かさを感じるようになり、その後は朝まで快適な状態で過ごせました。寒く感じられた際には、顔を覆うようにコードを絞ればすぐに保温性が増します。朝方、足先が少し寒さを感じたので、靴下等で保温すると良いと思います。あと、汚れたら洗濯可能な点も気楽で、コスパの良い商品だと思います。
私も持っている、CAMDOORから出ているマミー型のクロワッ暖。(クロワッサンじゃないよ!)
使ってみて納得しなかったら返品もできるし、色変更も可能です。
特別な羽毛を使用しているので、寝袋ないは暖かく、朝起きた時は汗ばんでます。
【LEEPWEI】封筒型 口コミ4.4の高評価の寝袋
引用:Amazonの口コミ
初めての寝袋として購入しました。最初なので、失敗しても良いような価格帯のを選びました。結論から言うと、値段以上の商品だと思います。使い心地が非常に良いです。寝袋に入った時のふんわり感と暖かさは程良いです。
Amazonの寝袋人気ランキング上位に食い込む、謎の寝袋。
値段が2,880円と手頃なうえに高機能!
寒い日でも使えた!という人が多く、試しに寝袋を買ってみたいという人には最高の商品でしょう。
むしろこの寝袋と呼びで厚めの上着1つあれば冬キャンも乗り越えられます。
冬キャンでは薪ストーブや電気カーペットといった暖房道具も忘れずに・・・
【スノーピーク】 セパレートシュラフオフトン ワイドLX
引用:真冬でも足が冷えることなく、よく眠れます。暑いときはチャックを開けて足だけだして眠ります。大の字にはなれませんが、寝返りはうてるのでそれほど窮屈ではないです。
キャンプ経験がある人なら一度は経験したい、スノーピークのオフトンシリーズ。
値段が20,000円とキャンプ初心者には割高ですが、暖かさと布の滑らかさは最高です。
キャンプ用品が売っている各店舗では、必ずと言って良いほど置いてあります!
触り心地や大きさを確認したい人はキャンプ用品のお店にもGO!
【コールマン】 寝袋 ファミリー2in1/C5
引用:Amazonの口コミ
10月のキャンプで嫁と子供2人が使い快適に寝れてました。一応、タオルケットを温度調整できるように持っていきました。大人2人でも大丈夫だと思います。中でゴソゴソできるくらいの余裕はありますよ…
初心者キャンパーに強い味方コールマンのファミリー向けの寝袋です。
ファミリー向けとしましたが、大は小を兼ねるということで2人でも十分です!
Amazonプライムで8,645円と大きさと機能を見比べたら抜群のコスパ。
【コールマン】 タスマンキャンピングマミー
引用:Amazonの口コミ
極寒の長野で車中泊をすることが多々ある為購入しました。気温0℃~-5℃くらいが適温かと思います。0℃以上あればパンイチで十分です。それくらい暖かい。いや、熱い。初春や秋は掛け布団として、または敷布団として使用できるレベルです。
【LICLI リクライ】 すっぽり入れる封筒型
キャンプ用に購入。初めての寝袋なので比較ができませんが、これで十分な気がします。安価なので相当な廉価品質だろうと覚悟していましたが、思いの外しっかりしていて、暖かいです。色味も良いしチャックの開閉もスムーズ。暑いときは開いて薄手の布団として使えます。
寝袋の選び方
寝袋の選び方の極意は、機能性と利用する季節を見極めることです。
あとは身長に合っていないと身体を曲げて寝なければいけないので、余裕をもった大きさを選ぶようにしましょう!
寝心地、肌ざわりを確かめる
寝袋での寝心地は中の肌触りで大きく変わってきます。
中綿は主に「化繊」と「ダウン」の2種類があります。
ダウンは軽くて寝心地も良いですが、価格が高くなりやすく保管も難しいので初心者には向いてません。
初心者には、「化繊の寝袋」が手軽でおすすめです。
実は、化繊タイプはさらに「ホローファイバー」「マイクロファイバー」「ウルトラファインファイバー」といった種類に分かれます。
タイプ | 特徴 |
---|---|
ホローファイバー | 繊維内部が中空になっているので軽量で乾きやすい特性 |
マイクロファイバー | 従来のホローファイバーより高い保温性と蒸散効果を兼ね備えた柔らかく暖かい中綿素材 |
ウルトラファインファイバー | 速乾性が高く丸洗いもOKなので清潔に保管可能 |
肌触りは購入前に必ず店舗に行って確認するなど事前確認を怠らないようにしましょう!
また、寝袋と合わせて床に敷くマットも合わせて揃えておくと極上の睡眠を取ることができます。
使用温度が合っているかを確かめる
使用する環境や季節でも必要な寝袋の適応温度は大きく変わってきます。
まず寝袋を賢く選ぶための指標として、『快適使用温度』と『限界使用温度』が存在します。
- 快適使用温度は「この温度域レベルまでなら温かく眠れる」
- 限界使用温度は「寒さを感じることはあるけれど、工夫次第で使用可能」
夏用なら5~10℃前後、冬用ならマイナス5℃前後以下、3シーズン用ならマイナス5℃~5℃を基準に選んでおけば概ね問題ありません。
タイプ | 夏用 | 冬用 | 3シーズン用 |
---|---|---|---|
限界使用温度 | 5~10℃前後 | マイナス5℃前後以下 | マイナス5℃~5℃前後 |
身長に合わせた大きさを考える
身長に合わせて寝袋を選びましょう!
まず、大きく分けて2種類の寝袋タイプがあります。
それは封筒型(レクタングラー型)と人間型(マミー型)です。
基本的には、封筒型(レクタングラー型)は連結して複数人で寝ることができるのに対して、人間型(マミー型)はノミ虫のような形となるので1人用と覚えておけば問題ありません。
タイプ | 人数 | 備考 |
---|---|---|
封筒型(レクタングラー型) | 1人以上 | 連結すれば複数人で使用可能 |
人間型(マミー型) | 1人専用 | 専用タイプなので邪魔されずに睡眠可能 |
小さいお子様と一緒に行くファミリーキャンプの場合は、連結できる封筒型(レクタングラー型)をオススメします。
ダブルサイズであれば、大人2人・子供1人で使用できるゆったりサイズなので、お子様を中心に川の字になって眠ることができます!
この夜の川の字が楽しかったと強く記憶に残すお子様もいるので本当にオススメです。
まとめ
寝袋は気軽に買い換えることもできないだけに、最初の選び方が非常に肝心です。
起きたら身体が痛くて散々だった・・・なんてことにならないようにしたいものですよね。
睡眠時の快適さに直接影響する道具でもあるので、妥協せずに選んで快適な夜を過ごしてください。
ちなみに、有名な『ふもとっぱら』では、10月27日利用で日中の気温19度に対して、夜(23時)の気温は何と3度!!
何も知らずに夏用の寝袋で行ったのは失敗だったし、あるある話ということも実体験で教訓。
この記事を最後まで読んでくれたあなたには、失敗してほしくない・・・本当に。