子どもが大好きなキャンプ飯の代表といえばピザですが、キャンプ場に置いてあるピザ窯を使わなくても自前で用意することで簡単にピザ作りを実現できます。
簡易的なピザ窯が1つあれば、キャンプだけでなく庭BBQでもピザ作りを実現できます。
尾上製作所のコンパクトピザオーブン2を使えば、BBQコンロや焚き火台に蓋をするだけで10分もあればピザが完成します。
単体なら5,000円、セットなら9,500円前後と、そこまで高額でもないので手が出しやすいはず。
書いてあること
組み立てはシンプルで小学1年生でも扱えます
我が長男も、小学1年生の時に実際に一緒に組み立てましたが、めちゃくちゃ簡単です。
ピザ窯と周辺の組み立てパーツだけです。
取扱説明書に沿って組み立てればOKで、大まかな流れは下記だけです。
- ピザ窯に取手金属を装着する(バネ式)
- 温度計を装着する(ネジ式)
- ピザプレートにピザプレートハンドルを装着する
これだけ!超簡単!
ピザ窯に取手金属を装着する(バネ式)
2つの取手金属をピザ窯の蓋に取り付けます。
片方ずつにセットします。
少し内側に力を入れながら、穴にはまるように取り付けるのがポイント!
これを左右どちらも行い、持ちやすい取手が完成します!
内側に取手を向け合わせると、持ち運びができる形状へ!
次は、温度計を装着します。
温度計を装着する(ネジ式)
温度計をピザ窯本体に取り付けます。
ピザを焼いている最中にピザ窯内の温度がわかるように、外側に温度計が見えるように装着します。(当たり前ですね。笑)
上から温度計を穴に通したら、裏側からネジで止めるだけです!
そしたら裏側に回転させ2つの棒にネジをくるくると回して固定!!
ネジ穴を締めたら、ほぼ完成です。ここまでわずか3分!
ピザプレートにピザプレートハンドルを装着する
もはやステップに含むかどうか悩みましたが、ピザプレートにピザプレートハンドルを差し込みます。
この上にピザを乗せて、ピザ窯を蓋するとピザが完成します。
いざ加熱!焚き火台に乗せよう
尾上製作所のコンパクトピザオーブン2は、BBQコンロや焚き火台にそのまま乗せることが可能!
8年以上愛用しているユニフレームの焚き火台にジャストフィットしました!
実践してませんが、コールマンのクールスパイダープロLにも適応できそうでした。
その他、一般的なBBQコンロや焚き火台にも適応するので、万能なピザ窯だなと感じています。
作ったピザをピザプレートに乗せる
ピザ生地に具材を乗せて、ピザプレートに乗せましょう!
ピザプレートは高熱になるので、クッキングシートもしくはピザストーンに乗せたほうが裏面が焦げることはありません。
クッキングシートを用意しなかったことで1枚目の裏側が完全に丸焦げとなり失敗したので、次回からはクッキングシートを活用する予定です。
上手く役コツ!焼き炭は両サイドへ寄せる
取扱説明書にも記載の通り、火がついた炭は両サイドに移動させておき、真ん中部分に火種がないようにします。
真ん中に集中させすぎると、ピザプレートに火力が伝わり過ぎてしまい裏面だけが焦げてしまうからです。
プレート部分に熱をチ直接伝えずに、満遍なく全体を焼くことがコツです。
ピザプレートでもピザストーンでも、ポイントは同じです。
ピザ窯を乗せる
焚き火台の上にピザプレート乗せたら、あとは上からピザ窯を被せるだけです。(ワクワク)
焼き加減は、横にある部分からチェックすることができます。
ちなみに、本当に5分〜10分で焼けちゃうので、都度焼き加減をチェックしないと一気に焦げます・・・。
150〜200℃が適温!250℃以上は注意
取扱説明書にも記載の通り、焼き加減の適温150〜200℃です。
250℃から300℃以上だとすぐに焼けてしまうほか、製品そのものがボロボロになりやすいようです。
私もびっくりしましたが、3分もしたらピザ窯内の温度は300℃近くになり得ます。
炭の量による
わずか2分で200秒まで到達します。
炭の火力がいかに高温かを改めて実感しました。
ちょっと目を離した隙に、ピザ窯内の温度は350℃弱まで到達!
ここまでくると高温すぎてピザが完全に焦げてしまうので、炭を取り除くかピザ窯を外して冷ます必要があります。
当然ながら、金属部分も高温なので耐熱グローブは必須です。
ネイチャーハイクの耐熱グローブは3,000円と値ごろな価格なのに、マジで頑丈で熱さを感じないので重宝しています。
5分経過したら中を都度確認
火力によって異なりますが目安として5分経過したら、一度中を確認したほうが良いです。
特に裏面は見えにくいので、焦げていたら一度取り出すことがポイント。
裏面が焦げていないのに、表面が焼けてない!・・・・なんてことはほぼあり得ないです。(だって下から熱しているわけなので)
都度火力とピザ窯を確認しないと一気に裏面が焦げやすいので、すでに述べているようにクッキングシートを敷いておくと裏面が丸焦げになる確率は少ないです。
成功すれば、子どもたちの笑顔を見ることができます!
ぜひオリジナルピザ作りをしましょう!
使用して感じたデメリット
評判の良さも納得の尾上製作所のコンパクトピザオーブン2ですが、デメリットがあります。
- 専用ケースがない
- セットで買っても割引がない
- ピザストーンは永久ではなく10回程度で割れやすい
段ボールを開封して真っ先に思ったことは、
ということ。
保管がしにくく、知らないと段ボールに戻すしか選択肢がないです。そしていつかボロボロになります。
そして、セットで買っても特に割引設定がないのが残念なこと。
3つめは、ピザストーンを使ってピザ焼きする場合は、割れることを想定する必要があること。ピザストーンは、1枚2,200円で10回くらいで割れる声が多数上がっていることから、1回あたり220円。
ピザストーンを使用する場合は、コスパが一気に悪くなるので、クッキングシートを活用することをおすすめします。
まとめ
キャンプだけでなく庭BBQ時にもピザ焼き体験を実現できるコンパクトピザオーブン2は、買ってよかったと思えるキャンプ用品です。
子どもも笑顔になるし、何よりTHEキャンプの象徴とも言えるピザ作りは幸せな空間を作ってくれます。
扱い方もキャンプ初心者であれば手軽に、そして、簡単なので非常におすすめ。