コールマンから出ている、ダークルーム仕様の『インスタントバイザーシェードⅡ/L+』は自立式タープで、体感温度はマイナス5〜10度くらい違いました。
安いタープを買って後悔するくらいなら、ダークルーム仕様の『インスタントバイザーシェードⅡ/L+』で快適な時間を過ごしたほうが100倍良いです(笑)
- 設営が楽
- 炎天下でも涼しい
- 風が弱ければペグなしでも自立する
- 値段がやや高い
- 色がアウトドア向きじゃない
- スチール製なので重い
正直なところ、Amazonや楽天で安い自立式タープは購入できますが、遮光性は期待できません。
何を目的に購入するか?によりますが、確実に涼しい日陰ゾーンを作りたいのなら『インスタントバイザーシェードⅡ/L+』一択です。
書いてあること
ダークルーム仕様の自立式タープとは
自立式タープとは、その名の通りポールとフレームを組み立てて自立するタープです。 自立しないタープは、ポールとフレームの他にロープとペグを活用しなければいけません。風が弱ければロープとペグは不要なので、楽に設営ができるのでキャンプ初心者にはオススメ。
自立式タープのなかでも、コールマンならではの「ダークルーム仕様」が加わったタープが、今回紹介する『インスタントバイザーシェードⅡ/L+』です。
遮光性に優れた素材を生地に施し、光を90%以上ブロックします。日光の透過を防ぐことでテントやタープ内の温度上昇を大きく抑えることができます。
引用元:コールマン公式サイト
整理すると、楽な設営が可能&遮光性に優れているので体感温度が涼しいタープなのです。
ポールを開いてアジャスト部分のボタンを押すだけで完成する手軽さは、1分でも設営時間を短くしたいキャンプ初心者にとっては神様のような存在です。
ましてや、キャンプだけでなく川遊びや子どものサッカー観戦などにも手軽に応用できる点も素晴らしいんです!!
サイズを事前に確認
ダークルーム仕様の有無かどうかで別シリーズの自立式タープも存在しており、全て一覧で比較してみました。
なお、『インスタントバイザーシェードⅡ/L+』は、少し大きめのサイズです。
— | インスタントバイザーシェードⅡ/L+ | インスタントバイザーシェードⅡ/M+ | インスタントバイザーシェードⅡ/L | インスタントバイザーシェードⅡ/M | パーティーシェードライト/360+ | パーティーシェードライト/300+ | パーティーシェードライト/360 | パーティーシェードライト/300 |
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重量 | 約14kg | 約13kg | 約13.5kg | 約12kg | 約13.5kg | 約12kg | 約13kg | 約11.5kg |
ダークルーム仕様 | ◎ | ◎ | × | × | ◎ | ◎ | × | × |
大きさ | 300cm × 300cm × 265cm | 270cm × 270cm × 254cm | 300cm × 300cm × 265cm | 270cm × 270cm × 254cm | 300cm × 300cm × 265cm | 300cm × 300cm × 230cm | 300cm × 300cm × 265cm | 300cm × 300cm × 230cm |
耐水圧 | 約3,000mm | 約3,000mm | 約800mm | 約800mm | 約3,000mm | 約3,000mm | 約1,000mm | 約1,000mm |
フレーム材質 | スチール | スチール | スチール | スチール | アルミ合金、スチール | アルミ合金、スチール | アルミ合金、スチール | アルミ合金、スチール |
名前に「+」が付いているタープが、同サイズで比較した際にダークルーム仕様を施しています。
暑さ軽減を求めるのなら、確実にダークルーム仕様タイプを選ぶべし!!
後述しますが、『インスタントバイザーシェードⅡ/L+』は、子どもがいる状態なら、大人4人+子ども3〜4人までは工夫次第でタープ内に収まるサイズ感です。
実際に使ってみた(開封の儀)
まず購入した際のダンボールの大きさから見ていきましょう。
スチール製のポールなので重量感があり、大人1人でも「おもた・・・」と感じます。
次に、ファスナーを開けて本体とご対面といきましょう。
支柱となるポール部分はくっ付いているので、テントを立ち上げるようなポールが何本も重なっているわけではなく、ひょいと一式持ち上げるだけでOKです。
実際に使ってみた(設営開始)
支柱となるポールを少し広げると、使い勝手がわかってきます。
四方に脚を広げるだけで良いので、この時点で設営の簡単さを実感できました。
ある程度広げたら、四隅にある第一関節?部分のボタンを押すと高さを出せるようになります。
このあたり、1人だと高さがバラバラになってフレーム部分がいびつになるので、誰かに支えてもらいながら行うかゆっくりと四隅を巡回しながら高さを揃える必要があります。
第一関節が伸びた状態が下記画像。
第二関節部分を伸ばす前に、フライシートを付けないと後で面倒なので、この時点でシートを被せていきます。
シートの四隅に存在する布の穴にフレームを差し込んだら、ゴールはもう近いです。
ココまで来たら、第二関節を伸ばすだけです!簡単!
開封の儀から完成まで、初見だったとしても10分くらいでした。(説明書を見ながらだったので、次からは5分以内でできそうです)
300cm × 300cmなら大人4人だと快適に利用できます
縦横で300cm × 300cmなので、テーブルと椅子を置くと大人4人くらいであれば、クーラーボックスやその他荷物も置けるスペースを確保できます。
子どもがいる状態なら、大人4人+子ども3〜4人までは工夫次第でタープ内に収まるイメージです。(ただしスペースに余裕はない)
キツキツでも良いのであれば、大人6人くらいまでは対応できそうな広さでした。
実際に使ってみた(オプションも活用してみた)
正直、このままでも十分に活用できるのですが、『インスタントバイザーシェードⅡ/L+』はオプションで追加のシートを側面に装着することができます。
太陽光の向きによっては、天井部分だけでは微妙に防ぎきれないこともあるので、1面だけでもシートがあると十分対策が可能です。
『インスタントバイザーシェードⅡ/L+』は正方形なので、オプションシートは4つの面のどこにでも装着できます。
付け外しもマジックテープとポールに引っ掛けるフックのみなので、付け外しはめちゃくちゃ簡単です。
日除だけじゃなく、風が強い場合は風が吹いている向きに、このシートを装着すればタープ内に風が入ることもありません。
風が欲しい時といらない時があるのが、贅沢な悩み(笑)
体感温度はマイナス5度〜マイナス10度
気温を正確に図るのを失念していたので再トライしますが、体感温度ではマイナス5度〜マイナス10度を感じるほど涼しいタープ内でした。
口コミを見たりダークルームの謳い文句を見て購入しましたが、体験に勝るものはない・・・!
ダークルーム仕様は伊達じゃない。暑すぎる近年の夏においては、必需品としか言いようのない機能性です。
人によってはデメリットと思う点もしばしば
良いこと尽くしではないので、マイナス面もお伝えします。
冒頭でデメリットもお伝えしてますが、リスト形式で少し酷評すると下記が挙げられます。
- 値段がやや高い
- 色がアウトドア向きじゃない
- スチール製なので重い
- 1人だと設営がスムーズにいかない
- ハンマーが付属されていない
- 脚部分が頑丈ではなさそう(な印象)
特にキャンプまでは考えてないけど、日帰りピクニックや川沿いでのBBQだけしたい人にとっては扱いにくいと感じてしまう部分が多いかもしれません。
ただし、最近の暑すぎる日が続く中では、「使いやすさ < 涼しさ」を重視した方が良いと考えています。 好み次第ですが、重いというだけで涼しい機能面は抜群ですし、設営しにくいか?と問われれば自立しないタープと比べたら設営はしやすいと感じました。
まとめ
ヘキサタープは持っているけど、自立式タープは持ち合わせておらず、今回思い切ってダークルーム仕様を選んで大正解でした。
ヘキサタープやスクエアタープだとTHEキャンプという雰囲気がでますが、使うシーンによっては自立式タープもおすすめです。
日帰りBBQや川遊び、その他ちょっとした行事には自立式タープ以外考えられない状態です。