そんな人におすすめなのが、アウトドアブランドCOMDOORの人工羽毛(ダウン)を使ったコスパ最強の寝袋「クロワッ暖」です。
経験談からまとめると、メリットデメリットはこのような結果でした。
- マミー型なのに身体を動かせるほど横幅が広い
- 横幅が広いけど保温性が高く、朝までぬくぬく♪
- 中に毛布を追加できる
- 7℃で使用したら、朝に汗ばむくらい暖かった
- 初めてのマミー型なら導入して損はない
- 公表の使用限界温度-15℃は盛りすぎ
- 収納袋が安っぽいので破れそうなイメージを持つ
- 収納袋に入れるのが少し大変
- 収納時もそこそこ大きいので積載は嵩張る
- 開封時からしばらくはビニールっぽい匂いがキツイ
安心の1年保証に加えて、30日間の返品保証付きで販売中の「クロワッ暖」を使用した感想を本音でレビューします。
ただ、楽天市場では口コミ4.56点と高評価なので返品している人は少ないはず。(というか、徐々に人気が出ててるので悩んでいる間に値段が上昇するかもしれません・・・)
書いてあること
CAMDOORはどんなブランド?
きっと、この記事に辿り着いた人はそう思うでしょう。
でも、楽天市場の「アウトドア・レジャージャンル」で1位に輝くなど、ユーザーから商品の品質に高い評価を受けています。
「クロワッ暖」のスペックと5つの特徴(個人的)
最高の睡眠を作り出すアウトドアの夜、テーマは心地よい「眠り」
そのCAMDOORから発売されている寝袋、「クロワッ暖」を使用した5つの特徴を改めて紹介していきます。
項目 | 詳細 |
---|---|
サイズ | 220×85cm(展開時) 41×36×19cm(収納時) |
重量 | 1.8kg |
表面生地 | ポリエステル100% |
中綿 | アーティフィシャルダウン100% |
対応気温 | -15℃〜0℃〜10℃ |
カラー | 4色(ブラウン、ネイビー、キャメル、オリーブ) |
- 首周りに隠されたショルダーアーマーで首元もポカポカ
- マミー型なのに中が広い
※足を曲げられる余裕がある - 中が広いから毛布を中に入れて調整することが可能
- 新素材のアーティフィシャルダウン(人工羽毛(ダウン))で保温性80%以上
- 寝ている時にジッパーが下がらない仕組み
寝袋の内側は、触り心地が良いです!
首周りに隠されたショルダーアーマーで首元もポカポカ
結論から言うと、この機能が一番嬉しかったです(笑)
我が家は封筒型の寝袋を使用してますが、気温が下がってくる朝までに綺麗に寝ていることはなく、誰かが寝袋を剥いだり寝返りを打つことによって寒い思いをしていました。
こんな感じで、寝袋の中にさらにシュシュっと絞められるロープがあるんです。
二重設計にもなっていないんですが、ショルダーアーマーという機能によって首元の暖かさがキープされることになります。
封筒型の寝袋で悩まれている人は、一度この暖かさを体験すると手放せなくなるはず(笑)
マミー型なのに中が広い
次に驚いたのが、マミー型の寝袋なのに中が広くて快適だったこと。
ミイラを意味するMummy(マミー)に由来していて、寝袋に入って寝ている姿がミイラに似ていることからマミー型寝袋(シュラフ)と呼ばれています。無駄な隙間がなく体に密着するので、寒い冬の時期専用と言えます。身体がすっぽりと入るので一見ミノムシのような形状をしています。私はいつも「ミノムシ型寝袋」と呼んでいます。そっちのが伝わりますから(笑)
中に入るとこんなイメージです。
レンタル品のマミー型で窮屈な思いをした私にとっては、この快適さはぶっ壊れ性能だなと感じています。
中が広いから毛布を中に入れて調整することが可能
中が広いので、想定よりも外気温が寒い場合は毛布や湯たんぽを追加できる点も魅力的です。
(設計によりますが)寝袋内に余計な隙間があると熱を逃がしてしまうので、物理的に毛布を寝袋内に追加できるは鬼に金棒ですね!
追加の必要がない気温であれば、そのまま使えば良いので、臨機応変に対応できることは何よりの安心材料♪
アーティフィシャルダウン(人工羽毛(ダウン))で保温性80%以上
外見は「うすっぺらいなー大丈夫かな・・・」と思う作りですが、中に入って一晩過ごすと第一印象が180℃変わります(笑)
その秘密が、アーティフィシャルダウン(人工羽毛(ダウン))と呼ばれるもの。
アーティフィシャルダウンがもたらす効果は優れていて、ダウンや化学繊維と比べると下記図のようになります。
全てが程よい効率の良い設計になっていて、暖かさの秘訣はこれか・・・と思うのも納得でした。
寝ている時にジッパーが下がらない仕組み
何回か試して気がついたことなので、購入する前にぜひ知っておいていただきたいことが、寝ている時にジッパーが下がらない(剥ぐ恐れを最小限に抑える)機能がある点です。
寝ている途中にジッパーが勝手に足元に移動して、暖かさがキープできず掛け布団のようになってしまう可能性を減らす機能です。
初めて利用した時は、こんな感じで朝起きて「なんだ、結局寒いんじゃん、マミー型・・・・」と思っていました。
しかし、ちゃんとあったんです、ジッパーが下がらないような簡単な仕掛けが・・・。
単純なつくりですが、暗いテントの中では「マジックテープの存在すら気が付かない」ことは実際にあるので、事前に頭に入れておいて「必ずマジックテープで封をする」ことを忘れないようにしましょう!
さらに、ジッパーは内外に紐があって(ココ地味にGoodポイント)、動き出しもスムーズなので生地噛みする恐れもありません!
こういう細かい機能や設計が嬉しい寝袋でした。
残念だったこと
良いことは公式サイトにも記載しているので、特にこれ以上は説明しません。気になるんのは「使ってみて何が悪かったの?不満だったの?」ということでしょう。
- 公表の使用限界温度-15℃は盛りすぎ
- 収納袋に入れるのが少し大変
- 収納時もそこそこ大きいので積載は嵩張る
- 開封時からしばらくはビニールっぽい匂いがキツイ
これらは、本当に「あ〜・・・・」という印象を持ったことです。
①の「公表の使用限界温度-15℃は盛りすぎ」は、そのままです。いくら保温率80%を謳っていたとしても-15℃の環境下に試しで持っていける生地と性能ではない気がします。
毛布を中に突っ込んだとしても-5℃が限界じゃないか?という印象です。(実際に-15℃で試したわけではないので、ごめんなさい)
②③の点は、そのままです。公式では下記のように説明がありました。
そもそも、収納ケースが寝袋の横幅ギリギリです。
寝袋のあるある話の1つで、「収納ケースに収めるのに時間がかかる」点は「クロワッ暖」も同じでした。
④の匂いの点ですが、ビニールっぽい匂いが開封時からしばらく漂ってました。初回に利用する場合は、何日か置いた方が良いです。
まとめ
初めてのマミー型寝袋の最有力候補に挙がるであろうCAMDOORの「クロワッ暖」のレビューでした。
寝返りをうてる、足を曲げられる、首元が暖かいという3拍子は寒い季節には安心の材料ですね。
3,000円前後の安い寝袋が横行していますが、せっかくなら防災用にもなるので少し予算を上げて購入しても損はない寝袋だと実体験から言えます!