キャンプでポータブル電源を使用される用途は、大きく分けて2パターン。
- 真夏の扇風機
- 真冬の電気毛布(or電気カーペット)
ポータブル電源を持っていると、キャンプ以外にも災害時に活用できるので一石二鳥♪
むしろ、ポータブル電源を手にする動機としては「災害時に使用するための準備」が多いかもしれません。
通常のモバイルバッテリーだと容量が少ないし電源供給としては同じ機能なんですけど、再充電できないのがポイント。
その一方で、最近のポータブル電源はソーラー充電ができるタイプも増えているので、電気残量がなくなっても太陽光で電気を蓄えて再度利用できる場合もあります!
便利な世の中です、本当に。
そんな中でも、最初の1台は『400Wh × 6kg以下』で検討すると良いですよ!
書いてあること
ポータブル電源の使い道 in キャンプ
キャンプ中のポータブル電源の使い道は様々です。
「あ!そういえば、それあったら便利だわ!」という使い方まで、ざっと書き出ちゃいました!
- スマホの充電
- カメラの充電
- デジカメの充電
- ゲーム機(Switchとか)の充電
- (家庭用)扇風機の使用
- (携帯用)扇風機の使用
- 炊飯器の使用
- 電気毛布(orカーペット)の使用
- 石油ファンヒーターの使用
- 液晶テレビの使用
- プロジェクターの使用
- ドライヤーの使用
- 冷蔵庫の使用
スマホ・扇風機・電気毛布以外にも、こんなに使い道があるんです。
子どもが一緒のキャンプでは、グズってもSwitchがあれば気分転換に活用してくれます!
キャンプなのにゲームかよ!となりますが、冬キャンだとテント内で過ごすことが多いので、いかにして非日常空間で体験させるかも重要です。(と言い聞かせてる)
キャンプでプロジェクター使ったらかなり雰囲気が出ますよ!
使えるとしたら超欲しいんだけど!
と、思っちゃいますよね。
ごめんなさい、全ての使い道が可能かと問われるとポータブル電源の持つ性能(Wh)によって変わってきちゃうんです。
Whって何?選び方のコツを知る前に知っておくこと!
ポータブル電源の選び方のコツを知る前に重要なことが、ポータブル電源の容量の理解です。
多くのポータブル電源は、「Wh」という表記がされています。
1時間あたりに、どれだけのW(ワット数)を使えるかの指標です。
例えば300Whであれば、消費電力100Wの家電を3時間使えるということになります。
同じポータブル電源(300Wh)で60Wの家電を使う場合なら、5時間は使用できる計算になりますね!
その他、キャンプで使いそうな家電の消費電力はこんな感じ↓
- スマホのフル充電:6W
- ノートパソコンのフル充電:50W
- 小型扇風機:20W
- 小型プロジェクター:25W
- 電気毛布(140×80cm):50W
- ホットカーペット(2畳用):400W
- こたつ:300W
- 炊飯器(三合):400W
- ドライヤー:800W〜1,200W
ポータブル電源の利用可能なWhにも左右されますが、一般的には1,000Whが限界値です。
特に、冷蔵庫やドライヤーは消費電力が高いので一瞬で1,000Whを超える場合が多いんです。
2020年になった今では1,000Wh以上対応できる大容量ポータブル電源も現れているので、冷蔵庫やドライヤーの利用は不可能ではありません。
電源の確保は、モバイルバッテリーじゃダメなの?
スマホとPCの充電以外に活用したい家電がある場合は、ポータブル電源を検討したほうが良いです。
むしろ、ポータブル電源よりもモバイルバッテリーのほうが必須アイテム!
カメラ撮影してインスタに上げたり現地で検索したりすると、朝にはバッテリーがなくなってる(大体15〜20%くらいになっている)ことが多いのです。
※私の実体験談
普段の生活でも利用できるのでモバイルバッテリーは最低でも1台は持って行きましょう。
失敗しないポータブル電源の選び方
ポータブル電源の失敗しない選び方のコツは、『使用目的(容量) × 重量』です。
冒頭でもお伝えしましたが、最初の1台は『400Wh × 6kg以下』で検討すると安心です。
400Wh以上の容量を選ぶべし
初めてのポータブル電源を検討する際は、ずばり400Wh以上を目安にしましょう!
先ほどの、キャンプで使えそうな家電の消費電力目安リストをもう一度確認してみましょうか。
- スマホのフル充電:6W
- ノートパソコンのフル充電:50W
- 扇風機(風量:中):30W
- ポータブル冷蔵庫: 60W
- 小型プロジェクター:25W
- 電気毛布(140×80cm):50W
- ホットカーペット(2畳用):400W
- こたつ:300W
- 炊飯器(三合):400W
- ドライヤー:800W〜1,200W
あっつ〜い夏場に必須でも400Whの容量があれば、「扇風機は13時間」活用できます!
同じ400Whのポータブル電源であれば、冬キャンプに活躍する「電気毛布は8時間」も使える計算です。
ホットカーペットは消費電力が高いので、冬場に利用するならホットカーペットよりも電気毛布が圧倒的にコスパが良いことが分かります!
変換率の問題で『最大容量×90%』しか使えない場合もあるので、比較や検討する時は注意しましょう。
使用時間を細分化して工夫をすると、どうしても400Wh以上は欲しいことになります。
- スマホのフル充電:6W
(6W × 1台) - 扇風機:150W
(30W × 5時間) - ポータブル冷蔵庫:240W
(60W × 4時間)
仮に最大容量が450Whであれば、90%計算だと405Wとなるので許容範囲の使い方となります。
1,000Wh以上の大容量ポータブル電源となると、値段も跳ね上がるのでお財布と応相談になります。
最初の1台としては、不要だと思いますけどね・・・。
そんなに容量いらないよ!という人は、300Whや200Whなど最大値を下げて検討してみましょう!
6kgまでの重さを選ぶべし
〜6kgくらいまでのポータブル電源なら、駐車場からキャンプサイトまで少し歩くことになっても運びやすいです。
特に女性や子どもでも持ち運びができるタイプだと家族キャンプでも女子キャンプでも疲れません!
あと車中泊になったとしても、車内で移動させるときにも重すぎないほうが楽です。
そして、いくら災害時用でも活用できるものを!と思っていても、6kgを超える重量だとキャンプ場に運ぶのも現地で動かすのも大変ですからね。
初めての1台に!400Wh × 6kg以内のポータブル電源5選
ポータブル電源 | 容量(Wh) | 重さ(kg) | 価格(円) | 充電方法 | 保証期間 |
---|---|---|---|---|---|
PowerArQ2 (パワーアーク) |
500Wh | 6.2kg | 59,800円 |
|
2年保証 |
Jackery (ジャクリ) |
400Wh | 3.6kg | 44,800円 |
|
2年保証 |
Anker (アンカー) |
434Wh | 5.2kg | 49,800円 |
|
1年6ヶ月保証 |
LACITA (ラチタ) |
444Wh | 5.0kg | 72,800円 |
|
1年保証 |
suaoki PS5B (スアオキ) |
400Wh | 5.6kg | 41,980円 |
|
1年保証 |
おすすめは、PowerArQ2(パワーアーク)
最も安定して使えるのが、PowerArQ(パワーアーク)2です。
初めての1台としては申し分ないです。
ポータブル電源 | 容量(Wh) | 重さ(kg) | 価格(円) | 充電方法 | 保証期間 |
---|---|---|---|---|---|
PowerArQ2 (パワーアーク) |
500Wh | 6.2kg | 59,800円 |
|
2年保証 |
容量も500Whとちょうど良いですし、機能が豊富なのが良いですね。
- AC出力ポートが2口
- USB Type-Aが4口
- USB Type-Cが1口
- ワイヤレス充電が1口
- 本体のソーラー充電ができる(別売対応)
- LEDライトが付いてる
ちなみに、このPowerArq2は名前の通り新しいタイプなんです。
旧式との大きな違いは、新Verは出力口を増やした代わりに容量(Wh)を落とした事です。
項目 | 新バージョン |
旧バージョン |
---|---|---|
価格 | 59,800円 | 56,100円 |
電力容量 | 500Wh | 626Wh |
AC出力ポート数 | 2口 | 1口 |
AC出力周波数 | 50Hz/60Hz | 60Hz |
USB Type-A | 4口 | 3口 |
USB Type-C | 1口 | なし |
ワイヤレス充電 | 1口 | なし |
LEDライト | 520ルーメン | 120ルーメン |
そのため、出力口はそんなに多くなくて良いから容量(Wh)は少しでも大きいタイプが良い!という人は旧式で問題ないでしょう!
容量が大きいタイプ(626Wh)はAmazonや楽天で販売しています。
まとめ
キャンプをしていくと、ついつい欲しくなるポータブル電源。
夏冬の気温対策は、ポータブル電源を持参することで快適に過ごすことができますし、災害時にも活躍してくれます。
という意見もありますよね。
そんな人は、「モノカリ」でレンタルしましょう!
AnkerもLUCITAもレンタルすることができますよ!