じ・つ・は!
お気に入りのキャンプ用のテーブルをショップで見つけるよりも、自分で作るテーブルの方が安上がりになるケースが多いんですよ!
大きさにもよりますけど、キャンプで使えるテーブルって大体5,000円くらいかかるんですよねぇ・・・(地味に高い!)。
でも、自分で作るテーブルだと2,000円代なんです。
メインテーブル以外に必要なテーブルをプラスで3個作ったと仮定すると、ブランドのテーブルを買った場合と比較すると9,000円(3,000円の差額×3個)の差が出てきます。
ランタンや1人用のテントが買えるくらい大きなインパクトが出ちゃいますよね。。。
あれ?作ってみたいと思いますか?
もう作りたい!と思っていますか?
その意気込みです!
一緒に作っていきましょう( ^ω^ )
書いてあること
初めてのテーブル自作!DIYに必要な木材や素材
本当に初めて自作テーブルを作った実例です!
2,361円〜
- テーブル天板
996円〜 - テーブルの足
980円 - ネジ
300円 - 紙やすり
85円
1,682円〜
- ニス
624円 - ペイント薄め液
382円 - ハケ(筆)
580円 - ゴム手袋
100円
レシートに記載してある金額を掲載していますが、お好みで作る木材によっては金額は上限します!
ちなみに、ビバホーム・カインズ・コーナン等のほとんどのホームセンターで売ってますよ♪
素材を購入する前に、完成イメージと寸法を測る
ちょっと待ったぁぁあ!!
素材を買うまえに、作りたいテーブルの設計図を書き出しましょう。
専門家が考えるがっちりとしたものではなく、小中学校で行なった図工程度の設計図で問題ないので安心してください!
私なんてスマホで手書きしたものが最初の設計図ですから。
こんな手書きイラストが下記のようなテーブルになるのだから気持ちと気合いだけです!(もはや同じ)
ホームセンターに行く前に注意すること
天板(テーブルに物を乗せる面)の大きさをあらかじめ予想しておきましょう!
天板(テーブルに物を乗せる面)を上からテーブルの足に乗せたときに、どれくらいまで横幅に余裕を持たせらるかが重要です。
つまり、テーブルの足と天板がズレないようにするために設置する”つなぎ”の幅をちゃんと計算する必要があるんです!
このように、
- A:”つなぎ”の横幅(赤い部分の横幅)×2
- B:中心幅(青い部分の横幅)
- C:全体幅(赤い横幅×2 + 青い横幅)
それぞれ計算する必要があります!
木材を買う前に、『自分はどれくらいの大きさのテーブルが欲しいのか』を紙に書き出したうえで、”つなぎ”がどれくらい必要かも出しましょう!
ちなみに、今回制作した横幅を例にすると
- A:”つなぎ”の横幅(赤い部分の横幅)は2.5cm×2 = 5cm
- B:中心幅(青い部分の横幅)は30cm
- C:全体幅(赤い横幅×2 + 青い横幅)は35cm
となっています!
ホームセンターにテーブル自作用の素材を買いに行こう
まずは縦横幅を計算して、ぴったりの木材を買いましょう!
ちなみに本当に初めてのDIYであればテーブルの足(テーブルスタンド)は下記でOKでしょう!
テーブルの足も自作したいところですが、なにせ初めてです。
コツを掴んでからでも遅くはない(と言う名の一種の逃げ)です(笑)
天板に必要な木材は一般的なホームセンターならどこにも売ってるのでお近くのホームセンターへレッツゴー!
購入したい木材が、計算したサイズとぴったりなんてことはありません。
でも安心してください!
大体のホームセンターでは、購入した木材をオリジナルでカッティング可能。
と、言えば希望通りにカッティングしてくれますよ♪
買ってきた木材をキレイに並べるとこんな感じになります。
サイズ感を掲載しないとわからないよ〜っていう人は下の画像を参考にしてください。
一つ一つの小さな天板は、
- 縦35cm(赤字)
- 横7.5cm(青字)
でカッティングされています。
全体の横幅が45cmでの企画だったので、単純に6等分したサイズが7.5cmということになります!
ネジも注意点があります。
打ち込みたいネジが木材の中から飛び出ないようにするのがポイントです。
買ってきたあとで、長すぎた!短すぎた!とならないように丁度良い長さのネジをチョイスしましょう!
天板(テーブルに物を乗せる面)に、”つなぎ”の目印をつける
ちゃんと線を引くと一つ一つの小さな天板にはこういった線がつきます!
“つなぎ”にネジ穴の目印をつける
準備はできた!さっそくネジを”つなぎ”に打ち込んで行こう〜
とはいきません。
実はネジをそのまま打ち込むと木材にヒビが入ってしまうのです。。。
せっかく購入してきた木材が使い物にならない(もしくは見た目がひどくならない)ように、事前にネジ穴をつける必要があります。
そのため、”つなぎ”の木材にネジを打ち込むための穴をあける目印をつけていきます。
上の画像のように交差する場所がネジを打ち込むための穴の場所ですね。
“つなぎ”の縦は1/2の箇所、横は約1/6の箇所が交わるように鉛筆で線を引いていきます。
“つなぎ”にネジ穴を開ける
いよいよ目印にネジ穴を開けていきます!
このあたりから本格的なDIY!自作!という印象が出てきます。
失敗しがちな箇所でもあるので、注意しましょう!
- 電動ドライバーやネジ穴を開ける工具が木材に対してなるべく垂直になるようにすること
- ネジの太さとネジ穴がほぼ同じになるように調整すること
やってみて初めて分かるんですけど、この垂直にネジを入れるという作業が超難しいんです。
・・・って、あれれ〜!??
垂直じゃない。泣
となること、めちゃくちゃあります。
何とかして垂直にネジを開ける方法はないのだろうか?と思って探していると、あるんですよ。
ネジを打ち込む時の『神ツール』が!
その名もドリルガイド。
いろんなメーカのドリルガイドがありますが、価格は大体1,500円くらいです。
そして、ネジの太さとネジ穴の太さがなるべく同じになるようにも調整しましょう。
ネジの太さとネジ穴の太さの差が大きすぎると、ネジ穴を開けずに打ち込むのと同じ効果になるので結局ひび割れします・・・。
こんな感じでヒビが入ります。
ネジの太さ ≧ ネジ穴
となるのが理想ですが、
ネジの太さ >>>>>>>>> ネジ穴
のように極端に違いすぎてはNGとなります。
感覚としては、ほぼ同じかやや小さい穴のサイズであれば問題ありません!
ちなみに、失敗例では2mmの穴を開けていたんですけど、上の画像からも分かるようにネジの太さと同じ4mmの穴を最初から用意すべきだった・・・ということですね。
2mmの穴を開けたところで、ネジの太さに対して小さすぎなので直接打ち込むのと変わらずヒビ割れが起きてしまった訳なんです。
購入するネジの太さによってネジ穴の太さが変わるので、同じ失敗をしないように事前にチェックしてから穴を開けましょう!
“つなぎ”にネジ穴を開けたら次は天板にニスを塗る
はい、ここで逸る気持ちを抑えましょう!
購入してきた木材は、そのまま使用すると汚れがすぐ目立つのでニスを塗る必要があります。
ニスを塗っておくことで光沢感が出るのもありますが、一番は汚れ防止です。
木で出来ている棚やベッドは、ツルツルしていて一般的なイメージのある『木』とは違いますよね?
これは汚れが目立たないようにしたり、傷がつきにくいコーティングをしているからなんです。
キャンプでも使えるテーブルは、まさに大自然の中で使用するのでスープをこぼした、食材をテーブルに落としたとった汚れが発生しがちです。
その後にシミになったり汚れの濃さを薄めるためにもニス塗りは重要なんですね。
- 油性ニス
- ペイント薄め液
- ハケ(筆)
- ゴム手袋
- 紙やすり#400
用意が出来たら丁寧に塗っていきましょう!
塗り終わったら約3時間くらい乾かす必要があるので、ちょっと休憩でもしましょう(笑)
ニスが乾いたら紙やすり#400で研磨
ニスを塗っただけだと表面がザラザラしているので紙やすりで表面を磨いていく必要があります!
ただし、紙やすりでニスが剥がれないように優しく!ソフトに!磨くのがコツです。
子どもがいる場合は、一緒に磨いていくとスキンシップが取れて楽しいですよ!
乾いた天板と”つなぎ”を並べてみると、こんな感じです↓↓
さぁ、次こそネジを打ち込んで完成させます!
完成まで目前ですよっ!!
天板と”つなぎ”をネジで結合する
ニスを塗った天板や”つなぎ”を、ついにネジで結合させましょう!
繰り返しになりますが、ネジ穴がネジの太さよりも極端に小さいと木材が割れちゃいますからね!
信じられないかもしれませんが、ちゃんと同じくらいのネジ穴を開ければ割れませんから!(やりなおしたので自信を持って言える。笑)
テーブルの足に作成した天板を乗せたら自作テーブルの完成
あとはテーブルの足に天板を乗せてぴったりだったら完成です!
これでようやく、自分の思い描く自作テーブルとなります!
最終ゴールはこれ以上の機能がついたテーブルかもしれませんが、ここから改造していけば自分好みのテーブルになりますよ!
そのほか、ワンバイフォー材を使ってオリジナルのキッチンテーブルを作るとキャンプスペースがお洒落に仕上がります♪
まとめ
実際に初めてテーブルを自作する時の注意点と流れをまとめてみました。
ポイントは、
- 事前に設計図をきちんと書くこと
- ネジ穴をネジの太さと同等にすること
です。
ここがしっかりしていないとまず失敗するなと実体験からお伝えしました!
あなたはそんな失敗しないようにしてください(笑)
あ。
完成すると、けっこう感動ですよ!