キャンプに少しハマってきた時に挑戦したい火起こしが、ファイヤースターター!
毎回着火剤や炭を買って、結果余らせてしまうことありませんか?
ファイヤースターターなら本格的な火起こし体験だけでなく、一度買ってしまえばしばらく使えるのでコスパも良いのです!
キャンプ中に使えば、友達からも「何それ!!」と注目度が高まりますよ!
簡単に火起こしをするコツは、ロッドを削って金属粉を集めをすること!
この金属粉を集めることを億劫がるといつまでも火がつきません。
手軽に火起こしをしたい人は、こちらの方法で試してください。
ファイヤースターターとは
鉄の棒(マグネシウム合金や、鉄とセリウムの合金)と薄っぺらい金属(付属のストライカーやナイフの峰など)を使って火花を作り火起こしを行うための道具。一言で言うと、火打ち石。
こんな感じで火を起こしていきます。
鉄の棒(ロッドと言います)と薄っぺらい金属(ストライカーと言います)を擦り合わせて火花を散らして着火させることで、火を起こせます。
初めてやってみてわかったことは、火花を散らすのは簡単。着火させるのが難しい。
用意する道具
ファイヤースターターで火起こしする時に必要な道具は主に2~3つくらいしかありません!
- ファイヤースターター本体
- 麻紐
- 木や割り箸
これだけです!
余裕があれば、綿や綿なんかもあると良いです。
ファイヤースターターは各種いろんなタイプがありますが、私が買ったものはこちら。
2,000円〜3,000円するファイヤースターターがあるなかで、sun’s hillのファイヤースターターはなんと999円(笑)
麻紐は100均で買ったものなので、2つ合わせて1,000円で火起こしを数十回体験できちゃいます!
買って上手くいかなくても勉強代として十分と思って買ったけど、超絶コスパが良い。
色は全部で4色あるのでお好みでチョイスしてください!
- ファイヤースターター本体
- 火吹き棒
- 遭難時に活用できる笛付き
- 4色から選べる(木製・黒・緑・赤)
③は微妙だけど、②はかなり良い。
火起こしして風を送る時にピンポイントで送風できるのはかなりポイントが高め!!!
最低でもこの2つがあればOKです。
火起こしをする4ステップ
難しい事はなく、4ステップで火起こしが可能となります。
[ti label=”STEP1″ title=”麻紐をほぐす”]麻紐をファサファサ♪になるまで、ほぐします。
ポイントは、ファサファサ♪感を出すこと。
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[ti label=”STEP2″ title=”ロッドから金属の粉を削る”]鉄の棒(ロッド)から金属の粉を削ってかき集めます。できれば肉眼で確認できるほど集めると良いです。ココを忘れると火がつきにくいです。金属粉の見た目は、胡椒です。
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[ti label=”STEP3″ title=”火花を散らす”]鉄の棒とストライカーを擦って、火花を散らします。勢いよく斜めにしながら擦り下ろすのがコツです。
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[ti label=”STEP4″ title=”着火”]着火したら、火種を消さないように火を育てましょう♪
[/ti]
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私は、STEP2の金属の粉を集めずに火起こししてましたが、誤ちに気がつき途中で金属の粉を集めることで着火に成功しました!
まぁ、それも初めての体験なので次回からはもう失敗しません(笑)
これは直接体験した感覚ですが、慣れれば着火剤を買わなくても一度買ってしまえば何回でも使えるので本当にコスパが良いですね。
なぜ金属の粉を集めることが重要なのか
日本マグネシウム協会と日本マグネシウム協会に所属する企業のWebサイトを実際に調べてみると下記のような記述がありました。
インゴットや製品のような塊の状態でしたら、そう簡単には燃えません。溶解作業、切屑や微粉の発生が伴う作業に関しては、注意が必要となります。
マグネシウムは製品の状態では直接火が当たっても、容易には着火しませんが、微粉になると着火し易くなります。
まとめ
チャッカマンやマッチ・ライターといった道具ではなく、本格的なアウトドアの火起こしを体験したい人は、ファイヤースターターで楽しむのはいかがでしょうか?
この火起こし方法を体験してしまったら、もう元には戻れないくらいアウトドア感があります。
慣れれば着火剤や炭も買う必要はなく、薪と落ちている木々だけでOKです。
安定は松ぼっくりです。
非常事態で遭難した時にも活用できるので1つは持っておいて損はないと思いますよ!
子どもと一緒に火起こし体験をファイヤースターターで行ってみると、より良い思い出になるでしょう♪